箱崎ジャンクションクルマの光跡をいれて撮影

箱崎ジャンクション

箱崎ジャンクションは東京メトロ半蔵門線の水天宮駅に直結した東京シティエアターミナル(T-CAT)の目の前にあります。そこからちょっと歩くと、隅田川大橋に出ることができ、隅田川を行き来する屋形船などの光跡や東京スカイツリー、佃島の高層マンション群などを撮影するのにとてもいいスポットです。
 

箱崎JCT

箱崎ジャンクションは首都高速6号向島線から9号深川線が分岐するジャンクションで、下から見ると立体交差がステキです。
 
駅直結ということで、フットワークがとてもよく、道路の上を高速道路が走っていることから、ちょっとくらい雨が降っていても、撮影に支障がなく、全天候型の撮影スポットです。
 
今回はニコンのD850にタムロンのSP24-70mm F/2.8とシグマの14mmF1.8を持ち、撮影しました。三脚はアルミ製のベルボンSherpa645Ⅲという3WAY雲台の三脚を使いました。本来であれば、カーボンファイバー製の三脚を選びたいところなのですが、D850にマンフロットのBefreeカーボンファイバーですと、耐荷重的にちょっと不安がありましたので、今回はこのセットでいくことにしました。
 
 
 

設定

  1. マニュアルモード、マニュアルフォーカス、手ブレ補正オフ
  2. ISO100、F16
  3. シャッター速度は露出計を見て、インジケーターがプラスマイナスゼロになるようにする
 
光芒を強く出したいので、F16まで絞りました。絞り値が大きいので、シャッター速度は30秒になりました。こういった構造物の場合、マイナス補正して撮るといい感じに撮れたりします。今回は露出補正していませんが、マイナス補正して、色温度も少し青系にしてあげると印象の違った写真になると思います。
 

24-70mmで撮影

 
箱崎ジャンクション
 
タムロンのSP24-70mm F/2.8の広角端で撮影すると、こんなかんじに写ります。ちょっと狭い感じもしますが、これはこれでいいかなーと思っています。
 
 
 
 
 
2月になるとかなり日が延び、夕方5時を回ってもまだ暗くなりきらない状態となります。ジャンクションの撮影は、私の好みなのかもしれませんが、やはり、日が落ち、街路灯がつき、行き来する車もライトをつけるくらいからのタイミングがいいと思います。
 
 
 
 

オススメは交番の前

 
撮影する場所は好みの問題かと思いますが、私はT-CATのとなりにある交番の前あたりがいいと思っており、信号のある交差点で、人通りも多く、通行人の方の迷惑にならぬよう気をつけながら撮影しました。
 
 

14mmF1.8で撮る

 
箱崎ジャンクション
 
画角がだいぶ広くなります。三脚の足を短くして、センターポールだけあげました。少しあおり気味に撮影しましたが、下の道路から上の立体交差までしっかり入ります。
 
 
 
箱崎ジャンクション
 
 
 
 
シグマの14mmF1.8は前玉が出ている、いわゆるデメキンレンズなので、丸いレンズフィルターを取り付けることができません。取り付けるとすれば、角型フィルターをどうにか工作してつけるしかないと思うのですが、とくになにかを持っているわけではなく、事前になにか準備しているわけでもなかったため、ふつうに撮影をすることにしました。
 
 

ピント合わせが大切

 
都心部での夜景の撮影は光源がかなり強いため、 オートフォーカスでもある程度ピントをとることができます。ただ、やはりキチンとピントを合わせるには、目で確認して、ピントが甘くなっていないか確認することが必要です。
 
道路や建物などの撮影では少しマイナス気味に補正したほうがかっこよく写ることがあります。お好みで、マイナス補正してみてください。また、光源があれば光芒を作り出すことができるので、絞って撮影するといいと思います。
 
 
箱崎ジャンクション
 
 
高速道路のジャンクションは立体交差がかっこよく、とても魅力的な撮影スポットとなります。クルマの通りの少ないところを探すのは難しいと思いますので、クルマをいかに撮るかというのも考えながら、撮影するといいと思います。
 
みなさまも、お近くに高速道路のジャンクションなどがあれば、ぜひ撮ってみてください。きっとステキな写真になりますよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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