シャボン玉を撮影してみよう

シャボン玉を撮影するのは難しいのでは???と思ったことありませんか?

決してそんなことありませんよ。屋内での撮影であれば、あまり風を気にすることなく撮影することができます。屋外の撮影であれば、晴天の日で、風が穏やかな日は、シャボン玉の撮影するには適してると思います。

 

シャボン玉の撮影方法

屋外の撮影ですと、絶えず風向きが変わり、シャボン玉を吹くたびに飛んでいく方向が違うため、シャッター速度を速くして、高速連写モードで撮影するのがオススメです。

 

 

設定方法

今回はニコンD7200に40mmマイクロ単焦点レンズを使用しての撮影です。

おそらく絞り優先オートでも撮影することができると思いますが、今回はマニュアルモードで撮影しました。ピントもオートフォーカスで大丈夫だと思いますが、私は今回、マニュアルフォーカス、いわゆる「置きピン」で撮影しました。

光の入り方として、順光やサイド光だと撮りやすいかんじがしましたが、ポイントは光の入り方より、背景の色具合かもしれません。色の淡いシャボン玉を引き立たせて撮影するのには、背景の色がポイントのような気がします。

ということで設定ですが、マニュアルモード、マニュアルフォーカス、ISO感度はオート、制御上限感度は6400とし、F値は解放、シャッタースピードは1/8000にしました。レリーズモードは高速連写モードのCHを選び、いっぱい撮影する大作戦でいきました。なんでF値を解放にしたかというと、シャボン玉にピントを合わせ、背景をボカしたかったから。シャッタースピードを1/8000にした理由はシャボン玉が割れて崩壊する瞬間がもしかすると撮れるかもしれないと思ったからです。ふつうに撮るだけならおそらく1/250とかでも十分に撮れるのだと思います。

 

高速書き込みのできるSDカードも必要

D7200は毎秒6コマ撮影することができますが、SDカードもそれなりに書き込みの早いものを選ばないといけません。私がふだん使っているTranscendのSDカードですと、最大転送速度が30MB/sということで、ガシャガシャと連写をすると、途中でシャッターが切れなくなり、書き込みにもかなり時間がかかります。おそらくインターバルは15秒とか20秒とかそれくらいかかっているような気がしますので、連写で撮影する際には転送速度の速いSDカードを用意しないと、みすみすシャッターチャンスのぞがすことになりますので、とかく価格に目がいきがちなSDカードですが、改めてSDカードをご購入なさる際には、書き込みスピードも注意してみるといいと思います。

 

 

 

実際に撮ってみる

ということで、近所の公園で撮影してみました。

ISO800 F2.8 1/8000↓↓↓

先にも述べたとおり、ISOは上限感度を定めたオートで撮影していますので、カメラが光の入り方をみて、ISO感度は設定してくれます。ピントはマニュアルですので、シャボン玉を吹いてみて、風に流されるシャボン玉がピントの中に入ってきた状態でシャッターが止まるまで長押しです。

SDカードの性能で、シャッターが途中で止まってしまいますので、シャッターが止まったらいったん書き込みが終わるまで待って、再度撮れるような状態になったら、撮影再開というのを繰り返していきます。

風は常に向きを変え吹いていますので、シャボン玉が風下に流されるように私自身が向きを変え、撮影をつづけます。

 

撮影できたシャボン玉をよく見ると、私自身が反射して写っていたり、公園にある遊具やほかの樹木が写り込んでいたりして、ちょっと楽しくなりました。

 

 

 

ISO360 F2.8 1/8000↓↓↓

シャボン玉を吹くのにもコツがあり、うまく吹けるようになると、一度に小さく細かなシャボン玉を量産することができるようになりました。このときは、反逆光くらいのかんじでしょうか?光の当たり方によって、シャボン玉の色がちょっとずつ変化しているのがおわかりいただけるかと思います。

また、木の陰の部分や、少し黒っぽいところのシャボン玉はとても見やすいかんじがしますね。やはり背景の色が重要なことがわかります。

 

 

高い位置でシャボン玉を作り、空を背景に撮影というのもステキかと思いますので、こんど、改めて撮影してみたいと思います。コンビニで購入したシャボン玉セットにはシャボン液が2本入っていましたが、今回の撮影では、そのシャボン液一本を使い切るくらい撮影しました。高速連写モードなので、かなりたくさん写真を撮ってしまいますね。今回の撮影では、シャボン玉が崩壊する瞬間は撮影することができませんでしたので、次回はそれも含めて撮影できるようにしてみたいと思います。

 

まとめ

今回はマニュアルモード、マニュアルフォーカスで撮影しましたが、ある程度思い通りに撮影することができました。ポイントはやはり、シャボン玉の背景となる場所の色ですかね?絞りは開放で撮っているため、ピントに入ってくればシャボン玉は浮き立ちますが、背景がシャボン玉と同系色だと、どうしても見づらくなってしまいます。グリーンが強いのもあまりいいかんじではありませんでしたので、このあたりは少し研究が必要になってくるかもしれません。

みなさまもぜひ、シャボン玉の撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?風との戦いですが、けっこう楽しく撮影することができますよ。

 

 

 

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