NikonD5300で星の軌跡を撮影してみました

星の軌跡

以前群馬県の高原で星空撮影をしたときの写真を合成して軌跡にしてみました。

軌跡を撮影するのは、難しいんじゃない?と考えている方もいるのではないでしょうか?

そんなに難しく考えることはないですよ。

 

 

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今回使用したのはNikonD7200にトキナーのAT-X116PROⅡの組み合わせです。

 

NikonD5300にはインターバルタイマーという機能が搭載されています。この機能を使うことによって、初心者の方でもカンタンに軌跡の写真を撮影することができるんですよ。

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インターバルタイマーとは、自動的に何秒間隔で何枚シャッターを切るといった機能です。
上の写真の場合は、100枚をインターバル撮影し、その100枚の写真を比較明合成しました。

 

 

比較明合成というのは、複数の写真を比較して、暗い部分から明るい部分に置き換える処理のことをいいます。星の軌跡を撮るときはこの手法を使います。

 

 

星は暗いため、撮影するには長い時間シャッターを開けておく必要があります。そのため、100枚の写真を撮影するのにけっこう時間がかかりますので、このへんは覚悟が必要になってきます。

 

 

設定方法

①マニュアルモード

②マニュアルフォーカス

③開放F値

④シャッタースピードを30秒に設定

⑤ISO感度を3200に設定

⑥メニューボタンを押して、撮影メニューからインターバルタイマー撮影を選び、開始トリガーを即時スタートに。撮影間隔を33秒に設定し、撮影枚数を100枚。そして開始を押すと撮影が開始されます。

 

 

AT-X116PROⅡはクラッチ式のレンズです。クラッチをMFのところに押し下げ、ピントリングを∞マークのところまでまわして、11㎜の広角端を使います。ピントリングをまわしすぎると∞マークを通り越してしまうので注意しましょう。

 

いったんインターバルタイマー撮影が始まってしまうと、設定の枚数が撮り終わるまで延々と撮影をします。途中で中断するにはカメラの電源をOFFにするしかありません。ピントが合っているかどうか、インターバル撮影をする前に何枚か撮影してピントずれがあるかどうか、確認しておいたほうが無難です。

 

 

 

 

 

23区でも星の軌跡を撮影してみました。こちらはISO400で15秒です。

思っている以上に仕上がりがよくできました。もっと星空が出ているときだと、もっとたくさん軌跡が出るんでしょうねー。

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Windows用にSirius CompとMac用にStarSTaXがフリーソフトで有名ですね。これさえあれば比較明合成はカンタンに作ることができますよ。ただし、Sirius CompはWindows10では動かないので、ご注意ください。地味ですが、Photoshopでやるとか方法はいくつもあると思います。

 

 

ホワイトバランスでもイメージが変わります。今回は蛍光灯で撮影したのですが、太陽光もオススメです。RAWで撮っておくと、あとでホワイトバランスの変更等ができるので、RAWで撮ることをオススメします。

 

 

コンデジやニコワンはよく分かりませんが、イチガンのNikon機を使っている方は機能にインターバルタイマーがついているはずですので、ぜひトライしてみてください。

 

 

 

 

最後にタイムラプスに挑戦してみました。よかったらご覧下さい。

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