東京駅に隣接した大丸東京店の12階には休憩所と称した展望スペースがあります。展望スペースと大々的に言っちゃっていいのかちょっとギモンですが、私も「東京 夜景 撮影」などのキーワードで検索し、探し当てました。
実際には免税カウンターの一部なのですが、休憩する用のイスなどもあり、奥にはガラス越しに東京駅を挟んで丸の内側を一望することができます。
ただ、夜景撮影の場合、全面ガラス張りで、照明の写り込みとかもけっこう激しく、一部パーテーションで暗くなっている部分もありましたが、C-PLフィルターは必需品かもしれません。
今回はニコンのD7200に18-55㎜の標準ズームレンズをつけて、撮影してみました。
三脚を使用しての撮影は当然ですができないと思われますので、手持ちでの撮影を試みました。夜景でなければ考えずに済んだのでしょうが、相手が夜景なので、三脚を使いたくなってしまう気持ちはとてもよくわかります。しかし、ここは百貨店の中。注意されそうなことはやめといたほうがいいですよね。
最初は絞り優先オートで撮影してみたのですが、暗くてダメでしたので、マニュアルモードに切り替えての撮影です。
ポイントはズバリ!シャッタースピード。
1/60秒より遅いシャッタースピードになると手ブレします。
よって、シャッタースピード1/60秒を基準にISO感度を決めていきました。F値は最初、8.0くらいに絞っていましたが暗いので開放F値となりました。
設定方法
①マニュアルモード
②オートフォーカス
③SS1/60
④ISO3200
⑤開放F値
夜景撮影のコツ
ガラスにピッタリとレンズをつけて外から光が入り込まないようにするといいです。スカーフでカメラ全体を覆い、外から光が入り込まないようにして撮影してあげると、効果的な写り込み対策になるみたいですよ。
露出計はマイナス側になっているので、適宜露出補正+3.0しました。それでもまだ暗いので、最終的にはRAW現像頼みになってしまいました。
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上の写真はLightroomで現像しています。
丸の内の高層ビルを眺めていると、ビル群がとても美しく見えます。
日中、天気がよければ、新宿や皇居も見られるそうですよ。
東京駅はよく訪れるところなので、今回は夜景の撮影で行ってみましたが、そのうち、日中にも行ってみたいと思います。今回とは違った感じの写真が撮れそうですね。
写真には写りませんでしたが、復元された東京駅丸の内駅舎も視認していますので、今度はそれを撮りに行ってみようかと思います。