横浜夜景撮影に挑戦

横浜夜景撮影

久しぶりに横浜へ行ってきました。横浜といってもエリアは広く、撮影スポットも多く点在しますが、今回訪れたのはMM21のあたり。目的はもちろん夜景の撮影です。

 

 

MM21へのアクセス

私の住んでいる都内からは、横浜へのアクセス方法はたくさんありますが、今回はJR京浜東北線に乗り、横浜駅のひとつ先の桜木町駅へ出ました。ちなみに横浜駅から桜木町駅までの海側のエリアは高層ビルが建ち並び、キレイに区画も整理されており、高層ビル群を撮影するにはうってつけのエリアです。このエリアをみなとみらい21と呼び、MM21なんで称されます。横浜駅から桜木町駅まではゆっくり歩いても20分くらいです。横浜駅にはヨドバシカメラがあるため、なにか忘れ物をしたときとかには、そこまで戻って、買い物もできます。

余談ですが、以前、ニコンのD5300がホコリを拾ってしまい、ファインダーにホコリが映り込んでしまったことがありました。写真には写らないことからおそらくスクリーンとプリズムの間に入り込んでしまったのだと思いますが、ヨドバシカメラでちょっと状況を見てもらったことがあります。どこのお店と比較してとはいいませんが、大変親切に対応していただいたため、とても印象のいいお店としてワタシは記憶しています。

 

象の鼻パーク

横浜ランドマークタワーや大観覧車を背にして馬車道をずーっと歩いて行くと、赤レンガ倉庫とかが出てきます。ここはここでいい撮影スポットなのですが、今回はもっと先まで進んで、波止場のある象の鼻パークまで進んだところで、うしろを見ると、ランドマークタワーや大観覧車がよく見えました。CP+が開催されるパシフィコ横浜もよく見えます。

 

ということで、とりあえず、撮影してみました。 こんな感じに撮れました↓↓↓ 20161022-DSC_8243.jpg

 

 

20161022-DSC_8214.jpg

 

 

D5300とキットレンズで撮影

今回はDXフォーマットのニコンのD5300とダブルズームキットでついてきた18-55mmの標準ズームレンズで撮影してみました。D5300はボディも小さく、軽量で、携行には大変重宝します。エントリーモデルのカメラですが、バリアングルディスプレイもついており、夜景の撮影のときなどにも大変重宝します。

 

 

夜景撮影に必要なアイテム

  1. デジタル一眼レフカメラ
  2. 三脚
  3. レリーズ

 

③のレリーズはあれば便利なアイテムでマストアイテムではありませんが、星の撮影や花火の撮影など、ほかの用途にも使えることができますので、持っていて損はありません。D5300に使えるニコンのレリーズMC-DC2は純正でも3千円ちょっとくらいで、シャッターを切ることくらいしかできませんが、サードパーティ製で動作が保証されていないものもあるので、動かない可能性を排斥するために、私は純正を使っています。

 

 

三脚は大切

カメラを固定する三脚はとても大切なアイテムです。三脚を選ぶ上で気にしなければいけないところは、耐荷重という項目でしょうか?どの程度の重さに耐えられるのかというのはけっこう大切なポイントなのですが、業界的に統一された規格があるわけではないようで、ベルボンやスリックなど国産メーカーは控えめな記載なのに対し、マンフロットやGITZOなどはちょっとオーバー目に記載されているという話を聞いたことがあり、どう選べばよいか?ちょっと、ホントに難しいのですが、いずれにしても、カメラとレンズ(と、ホントは雲台も)を足した重量より三脚の耐荷重が小さいようではブレの原因になりますので、このあたりはひとつの基準になってくるのだと思います。今回はマンフロットのBefreeというカーボンファイバー製の三脚を持って撮影に挑みました。三脚の話は多くの方がブログなどで書かれていて、ホントに選ぶのが難しく、値段もビックリするくらいのものもあったりするので、三脚を探される際には、一度家電量販店の三脚売り場で、売り場担当の方のお話を聞いてみるのも手だと思います。

 

 

夜景撮影の設定

  1. カメラをマニュアルモードに
  2. レンズもマニュアルフォーカス、手ブレ補正もオフ
  3. ISO100とか
  4. F8とか
  5. 露出計を見て、インジケーターがプラスマイナスゼロになるようにシャッタースピードを決める

 

場合によっては、シャッタースピードが30秒でもマイナスになってしまう場合があります。私はそのままの状態で撮影しますが、気になるようでしたら、ISO感度をちょっと上げてみるといいと思います。ISO感度自動制御がONになっていると、ISO感度が動いてしまいますので、感度自動制御は必ず切りましょう。個人的にはもう少し絞りたいかんじです。理由は光芒です。ぴかーんっていうやつですね。絞れば絞るほど、大きく光芒が出ます。ただ、絞りすぎると、暗くなりますし、いわゆる回折現象によりボケた写真になる可能性もあるそうなので、ある程度がどの程度なのか?ちょっと難しいところですが、限界まで絞らず、適当なところで、撮ってみるといいと思います。私はひとつの基準として、F8スタートで撮影しています。

 

夜景の撮影方法はこちらを参考にしています。

参考 スローシャッターで夜景を撮影してみようでじかめらいふ

 

 

オートフォーカスでピントを合わせる

MM21のあたりは街路灯も多く、夜景自体が明るいため、オートフォーカスでもピントが合ったりしますので、オートフォーカスでピントを合わせて、マニュアルフォーカスに切り替えると手間が省けていいですね。

 

 

大桟橋まで行ってみる

大桟橋まで行くと赤レンガ倉庫がキレイに見えます。このあたりは中華街も近く、JRの駅でいうと関内になるのでしょうか?大桟橋の坂道をあがったところで撮影してみました。海面に反射する光もキレイに見えますが、こういう状況下ではシャッター速度を長くして、海面をなめらかにして撮るといいのかもしれません。シャッタースピードを30秒より長くするには”Bulb”というシャッタースピードを使うことで、任意にシャッタースピードを変えたりすることもできますし、キチンとやるのであれば、カメラの機能である、インターバルタイマーを使ったり、タイマー付きのレリーズを使ったりすることで、設定された時間シャッターを開けておくことができるようになりますが、シャッターを長くするということは、カメラに光を多く取り込んでしまうということになるため、白飛びの原因となります。ダイナミックレンジを調整したり、NDフィルターを利用したりする必要も出てきますので、撮影としてはちょっと大がかりなものになりますが、写真の出来栄えが変わってきますので、チャレンジしてみるのもいいかと思います。

20161022-DSC_8212.jpg

 

 

まとめ

海辺ということで、夏場でも夜になると海風が冷たく、長時間の撮影では体温を奪われてしまいますので、防寒対策はキチンとしたほうがいいと思います。ベイエリアならではのステキな写真が撮れますので、みなさまもぜひ、足を運んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

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