先日の台風で壊滅的な被害を受けた昭和記念公園のコスモスですが、職員の方の懸命な努力により、見事に復活したということで、撮影に行ってきました。
国営昭和記念公園へのアクセス
国営昭和記念公園へは中央線で立川まで行き、青梅線に乗り換え、西立川で下車し、橋を渡ると昭和記念公園西立川口につながっています。年になんどか無料公開をしている日があるようですが、基本的には入場料がかかります。2018年10月20日現在で入場料は450円でした。
昭和記念公園は広大な敷地の中に、池や日本庭園、お花畑や広場などがあり、移動のためのレンタルサイクルなどもあり、四季折々撮影を楽しむことができます。
今回は秋のお花の代名詞、コスモスを撮影してきました。訪れたのが土曜日ということもあり、多くの方がカメラを片手に撮影を楽しまれており、大変賑わっていました。
コスモス↓↓↓
今回はニコンのD850にタムロンのSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2とSP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2を持って、撮影してきましたが、結論からいうと、ひとが多すぎて、24-70mmはほとんど使えず。ほぼ70-200mmで撮影しました。望遠レンズでの撮影の難しさは、伸ばせば伸ばすほどピントがシビアになるということ。その一方で、ボケを作りやすいというメリットもあり、大混雑のコスモス畑での撮影にはメリットのほうが大きかったようにかんじました。ちなみにですが、D850にタムロンのSP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2を組み合わせると、カメラの重さが2.5kgくらいになります。レンズ自体が1.5リットルのペットボトルのようなものなので、女性の私にはけっこう酷な撮影になりました。バックパックに三脚がさせるようであれば、三脚があったほうが圧倒的にラクな撮影になると思います。まあ、余裕があればの話ですが・・・。大口径レンズが2本ということで、バックパックもかなり重たく、ストラップで首にもずっしりくるので、ハクバの首の負担がゼロフックなんかをバックパックに組み合わせて使用するなど、なんらかの策を取らないと、かなりつらいものがありました。先日発売になったミラーレスのZ7ですと、重量がだいぶ軽くなるのではないかと思われ、チョット気になってしまいました。
設定
お花を撮影するには露出を少しプラス目にして撮影するとポワンとした優しいかんじに撮影することができます。今回もセオリーに則り、プラス補正して撮影しました。
- 絞り優先オート(A)
- オートフォーカス、手ブレ補正オン
- ISOオートオン、ISO100、感度上限制御6400
- EVプラス0.7〜1.7
絞りは任意に決めましたが、大きくボカしたいなら、解放F値、手前から奥までしっかり合焦させたいのであれば、F13くらいまで絞り込みます。F4.5〜F8くらいで撮ると被写体の存在感を残しつつ、奥までボケボケにならず、いいと思います。
こんなかんじ↓↓↓
撮ってみる
解放F値で撮影した一枚。
プラスに補正することによりコスモスが柔らかな感じになります。
ローポジションからの撮影↓↓↓
もう少しあおって撮るとよかったかもしれません。
お花を撮るときはローポジションから茎を長く入れ、青空も入るといいかんじになります↓↓↓
あいにくちょっと曇ってしまいましたが、これもキレイでいいですね。
昭和記念公園のシンボル大ケヤキも撮ってみる
国営昭和記念公園のみんなの原っぱには大きなケヤキの木があります。ハワイのモアナルアガーデンを彷彿とさせます。モアナルアガーデンにはねむの木がたくさん植えられていますが、昭和記念公園のほうは、広ーい原っぱに大ケヤキが一本だけ。ホントにシンボリックに植わっていますので、青空を背景にもうちょっとあおって撮影してみたほうがよかったかもしれません。もう少し抜け感がほしかったかんじでした。ここのところ、朝晩が冷えるかんじでしたので、ケヤキの木も少し色づいているように見えます。
クリスマスイルミネーションも気になる
紅葉の時期になるといちょう並木の黄葉も美しく、四季折々楽しめる昭和記念公園ですが、クリスマスシーズンにはイルミネーションによるライトアップもなされるということで、タイミングが合えば、イルミネーションも撮影してみたいと思います。
紅葉時期の過去記事↓↓↓
お近くにお越しの際は、ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?今年のコスモスまつりは10月28日までで、当日は無料でコスモス摘み取り体験もできるそうです。はさみや軍手、ビニール袋はご持参ください。