アクアパーク品川 望遠レンズでイルカショー撮影

品川イルカショー

アクアパーク品川のイルカショーは水族館のメインイベントのひとつです。そのイルカショーをどう撮るか?これはとても難しい問題ですが、ショー自体は何回でも見ることができますので、何回か見て、撮るタイミングを研究するというのもひとつの手だと思います。今回はカメラ女子的アクアパーク品川のイルカショーの楽しみ方について書いていきたいと思います。
 

アクアパーク品川へのアクセス

当ブログでも何回もお世話になっているアクアパーク品川ですが、駅からとても近いという大きなメリットのひとつです。アクアパーク品川へはJR品川駅が最寄り駅になります。品川駅を西口に出ると大きな道があります。この道、とても有名な道路で、お正月の大学駅伝でランナーが走る国道15号線、通称第一京浜国道という道路です。品川駅を背にしてこの第一京浜を横断歩道に沿って渡ると、品川プリンスホテルの敷地に入ります。アクアパーク品川は品川プリンスホテルに併設された水族館で、水族館内にも飲食するスペースはありますが、ホントに疲れたら、ホテルのレストラン街やバーなどでひと休みすることもできる、大変便利な立地にあります。
 
 

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アクアパーク品川の撮影スポット

アクアパーク品川にはいくつかのゾーンがありますが、大きく分けると、4つでしょうか?
  1. クラゲゾーン
  2. イルカショー
  3. ペンギンゾーン
  4. 南海の大水槽
いずれも設定はバラバラになり。今回は、イルカショーにだけスポットライトを当てて、お話しを進めることにします。
 
 
品川イルカショー
 
 
品川イルカショー
 
 
イルミネーション
 
 
品川イルカショー
 
 
品川イルカショー
 
 
品川イルカショー
 
 
品川イルカショー
 
 

イルカショー撮影の考え方

イルカショーをどう撮るか?これは非常に難しいのですが、ワタシは望遠ズームレンズを使い、イルカを大きく捕りたいので、重たい70-200を振り回す撮影方法になります。ラクに撮影をするなら、DXフォーマットのD7200とかでの撮影のほうがカメラもレンズも軽いので、比較的ラクに撮影準備をすることができますが、FXフォーマットのカメラのほうがセンサーが大きいので、明るさを担保しやすいというメリットがあります。イルカは10頭くらい飼育されており、そのイルカたちがいろんなところからジャンプしますので、寄って撮影するためには少しこちらも準備をしないといけません。どうするかというと、何回か、イルカショーを見るという作業をします。そうすると、ジャンプの場所やタイミングと、ここにピントを置くと撮れるかもといったコツいいますかポイントというのが見えてきます。キホン置きピンで撮影するのがいいと思いますが、少しカメラを振り回すようであれば、フォーカスモードはコンティニュアスAFサーボといった被写体を追いかけてくれるオートフォーカスモードを使うのもひとつの手だと思います。アクアパーク品川は屋内の施設ですので、ISO感度はあげて撮影するといいのですが、ノイズも気になるところですので、上限感度を決めたISOオートを使うといいと思います。モードはシャッタースピード優先オートでもいいと思いますが、一度マニュアルモードを試されるのもいいかと思います。
 

イルカショー撮影の設定

今回はマニュアルモードで撮影をしてみました。基本的なところを書いてみると、カメラの明るさを決めるのには3つの要素があります。ISO感度、F値、シャッタースピードです。マニュアルモードはこの3つすべてを自分で決めないといけません。まったくの手探りになりますが、ヒントはいくつかあろうと思います。例えば、背景をボカすとか、イルカをある程度止めるとか、このあたりを手がかりとして、設定を作っていくといいと思います。例えば、ある程度イルカを止めるということであれば、シャッタースピードは1/125あればいいと思います。イルカにピントを合わせて、背景をボカすということであれば、絞りは開放でいいと思います。これである程度明るさは担保できますので、あとは撮りながらISO感度を決めていくだけというかんじになります。アクアパーク品川は円形のイルカショーステージとなっており、しっかりピントをとってしまうと、反対側の観客席の方のお顔がハッキリと写ってしまいます。これだとちょっと問題がありますので、解放F値などを使って、背景が少しボケるようにするといいと思いましたが、開放で撮っても、お顔はけっこうハッキリ写ってしまいました。ということで、設定です。
 
  1. マニュアルモード、オートフォーカス、手ブレ補正オン
  2. シャッタースピード1/125、ISO6400(感度上限制御も6400)
  3. 絞りはキホン解放で
  4. レリーズモードは高速連写モードで
私はISO感度で明るさを調整したいので、絞りはあまりいじりたくないのですが、もしいじるのであれば、一枚ずつ明るさがどう変化しているか確認して、設定を作っていただければと思います。
 

撮れた写真

カメラの性能にもよりますが、連写モードで撮影する場合、記録メディアも非常に大切です。SDカードであれば、高速書き込みができるものを、XQDカードなど高速書き込みが可能なメディアが使える場合、積極的にそちらを使ってください。回復にかかる時間が圧倒的に短いので、シャッターチャンスが増えます。
 
 
品川イルカショー
 
 
品川イルカショー
 
 
品川イルカショー
 
 
品川イルカショー
 
 
品川イルカショー
 
 
品川イルカショー
 

難しい撮影

ピントを合わせた状態でズームを伸ばしたりすることもできるのですが、非常に高度な技術となります。シャッターのタイミングがずれたり、シャッターが切りきれなかったりすることもあります。また、屋内での撮影というのもレベルを上げる要因になっていたりします。ここは練習が必要になりますので、めげずにやっていきましょう。マニュアルモードでの撮影が難しい場合、最初はシャッタースピード優先オートで感覚をつかんでいくのもいいと思います。
 
 
品川イルカショー
 
 
品川イルカショー
 

さいごに

今回はイルカショーをメインで撮影方法について書いてみました。鴨川シーワルドのように屋外水槽ですと、シャッタースピードはかなりあげることができるので、水しぶきを止めたりすることもできます。エントリーモデルなら1/4000、上位機種であれば1/8000までシャッタースピードをあげることができます。晴れていれば、あげて撮影することも容易ですし、キレイな写真が撮れるかと思いますが、アクアパーク品川のような屋内水槽ですと、暗さが非常に重荷になってきます。どのように撮ると明るさを担保しつつ、キレイに撮れるか?このあたりはトライアンドエラーの繰り返しになりますので、めげずにやりましょう。ほかの水槽ですと、さらに難しいケースもありますので、このへんの経験も積むべく、また、水族館に通いたいと思います。
 
 
 
 

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