NikonD850 日光戦場ヶ原で撮る秋の星空

戦場ヶ原 星空

日光戦場ヶ原は東京から手軽に行ける星空の撮影スポットとしてとても有名です。今回は兄にクルマを出してもらい、撮影に出かけましたが、バス停が近く、公共の交通機関を使っても行けそうでしたので、ちょっと迷惑になってしまうかもしれませんが、テントを持っての撮影というのもありかと思いました。派手さに欠ける秋の星空ですが、秋の夜長を楽しんでみました。

 

戦場ヶ原 星空

 

戦場ヶ原へのアクセス

クルマを持たず、運転も免許取得のとき以来していないペーパードライバーの私は、ふだん公共の交通機関を使って撮影に出かけることが多いのですが、たまに、兄とお休みのタイミングが重なると、兄にクルマを出してもらい、撮影に連れて行ってもらっています。今回もそんな流れで、兄のクルマに同乗し、撮影に出かけましたが、公共の交通機関を使った行き方も調べてしました。東京住まいの私は首都高速から東北自動車道を目指し、浦和インターから宇都宮インターを経由し、日光宇都宮道路を使って、終点の清滝まで行きます。その後下道でいろは坂を経由し、左手に中禅寺湖を見ながら湯本温泉方面へ向かいます。そうすると、右手側に三本松園地と書かれた駐車場の入口が出てきます。ここまでの所要時間は、休憩を2回はさみ、3時間ちょっと。今回はこの駐車場で撮影しました。通りをはさんだ反対側には木道があり、奥に進むと展望台があるようですが、ちょっとコワかったので、今回は行きませんでした。ちなみに、公共の交通機関を使っての行き方は、東武日光駅から湯本温泉行きのバスに乗り三本松で下車します。三本松園地の駐車場のそばにバス停がありましたので、今回の撮影地の駐車場へはすぐだと思います。1時間5分ほどかかるようです。料金は2020年9月30日現在で1550円だそうです。

 

期待以上の空の状態

まずこの日は月の大きな日でした。月没時刻は午前2時過ぎ。月明かりが明るいので、いい状態で撮りたいのなら月没まで待つ必要があります。また、うちを出る前までSCW気象予報を見ていましたが、状態は前日に比べても悪くなっていました。東北道を走っているときも空は雲に覆われており、いろは坂を登っているときには雲の中を走っているような状況で、走行が困難なくらいにガスが流れてきたりしていたので、期待値としてはかなり低い状態のものでした。中禅寺湖の湖畔を走っているときに、やっと月明かりが見えた状態で、駐車場でクルマを降りるまではこんなに星が出ているとは思ってもいませんでした。

戦場ヶ原星空

 

戦場ヶ原星空

 

月没まで待つ

この日の月没は午前2時ころ。現地には午前1時過ぎに到着したので、カメラを設定しながら、月没時刻まで待つことにしました。月明かりが出てるとはいえ、手元はかなり暗いので、赤灯がつくヘッドライトを持つといいでしょう。ふつうのライトですと、ほかの撮影者のジャマをしてしまいますが、赤灯ですと、撮影のジャマにならないのでいいですね。ただ待つだけだと、おもしろくないので、ちょっとなんカットか撮ってみました。星の撮影においてピント合わせがイチバン難しいのですが、距離目盛の∞マークにキチンと合わせておけば、ほぼ、間違いなくピントが合います。撮影後、念のため、拡大鏡を使い、星が点で撮れているかを確認します。ただし、今回私が使ったD850のような高画素のカメラですと、15秒程度のシャッター速度でも星が流れてしまいます。これを回避するには感度を上げてシャッター速度をあげるという考え方もありますが、根本的な解決方法としては、赤道儀を使うよりほかありません。兄はビクセンのポータブル赤道機、ポラリエを持っており長いシャッターで撮影していましたが、キチンと自動追尾してくれるので、星が点のまま撮れていました。私も赤道機をちょっと検討したいと思いました。

戦場ヶ原星空

 

戦場ヶ原星空

 

戦場ヶ原星空

 

設定

上述しましたが、今回はニコンのD850を使って撮影しました。レンズはタムロンのSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2とシグマの14mm F1.8 DG HSMの2本を使いましたが、タムロンの24-70mmにはケンコーのスターリーナイトフィルターとMCプロソフトンフィルターを重ねづけし、ケラレを恐れずに撮影しました。星空の撮影方法は、ワンパターンでとてもカンタンです。

  1. マニュアルモード、マニュアルフォーカス、手ブレ補正オフ
  2. ISO1600、F値解放
  3. シャッタースピード15秒
Z7などのミラーレスカメラを使ったことがないのでわかりませんが、ボディ内手ブレ補正がついていれば、それもオフにしたほうがいいと思います。今回のボディD850の場合、ISOを3200にあげてしまうと、明るすぎてしまうので、今回はISO感度を1600で撮影しましたが、このあたりはボディに合わせて1600から3200くらいで調整してみてください。絞りは解放F値、つまり一番小さなF値を選びます。シャッタースピードは15秒から30秒の間で調整します。ポイントは星が点で写ること。いったん撮影してみて、拡大鏡を使って拡大してみて点として写っていればそれでOKです。もし、線になってしまっているようであれば、シャッタースピードを短くするというのも手ですが、あまり短すぎると、こんどは星の淡い光を捕らえることが難しくなるので、15秒くらいを最短の時間と考えて、撮影するといいと思います。上でも書きましたが、星の撮影でイチバン難しいのはピント合わせです。ファインダーをのぞいて星が見えればいいのですが、状況としてはかなり難しいと思います。ということで、レンズの距離目盛を見て無限遠マークの中心にとりあえずピントを合わせ一枚撮ってみます。拡大鏡で大きくしたときに、ボワンとしていたらピンボケですので、ピントリングをいじる必要が出てきます。点として写っていればOKです。キホン無限遠マークに合わせてあげれば、問題ないと思いますが、ピントリングを回しすぎると、無限遠のマークを通り越してしまったりするので、注意が必要です。

 

星インターバル撮影 NikonD5300 輝く星空タイムラプスを撮ってみました 星の軌跡 NikonD5300で星の軌跡を撮影してみました

撮ってみる

設定ができたらあとは撮ってみるだけです。シャッターはできればレリーズか、セルフタイマーを使うといいですね。物理ボタンを押して離すことによるいわゆるブレを抑えることができます。星がハッキリ出てるのは色かぶりを防止するスターリーナイトフィルターとプロソフトンフィルターを使っているためです。AdobeのLightroomで少し現像していますが、極端に色味を変えたりはしていません。シーイングもよく、かなり星が出ていました。月明かりが消えると、天然のプラネタリウムのようでした。

戦場ヶ原星空

 

戦場ヶ原星空

 

戦場ヶ原星空

 

戦場ヶ原 星空

 

魚眼レンズで星空撮影 NikonD5300 フィッシュアイレンズで星空撮影 大山千枚田星空撮影 NikonD7200 大山千枚田で星空撮影

まとめ

東京からクルマで3時間ちょっと。すごく近いとはいえませんが、久しぶりにこれだけの星を見ることができ、とてもカンゲキしました。山道では鹿などの野生動物と頻繁に遭遇します。ぶつかると大変ですので、運転にはご注意ください。D850では過去に何回か星空を撮影していますが、今回の撮影は大成功でした。過去の撮影ではピント合わせに失敗していたりして、ちょっと残念な写真が多かったのですが、今回はバッチリでした。コロナ禍で外出を控えていることもあり、誘ってくれた兄にも感謝です。とてもにストレス発散になりました。これからどんどん寒くなり、星空撮影には非常にキビシイ時期を迎えますが、機会があれば、もう少し足を伸ばし、星空のメッカでの撮影もしてみたいものです。そのときまでに、赤道儀が準備できるといいなーと思っています。空が安定してくる秋から冬にかけては、星空撮影にはとてもいい季節となります。防寒対策をしっかりとして、みなさまもぜひ、星空撮影に出かけてみてください。キレイな星空に出会えますよ。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください