夜の東京スカイツリー人気撮影スポット

北十間川は東京スカイツリーのお膝元を流れる墨田区内で一番狭い川で、西十間橋、十間橋、柳島歩道橋など、東京スカイツリーを撮影するのに非常に適したスポットがいくつもあります。

 

十間橋

今回はまず、十間橋から撮影をはじめてみました。いつもは一本東京スカイツリー寄りの西十間橋から撮影するのですが、今回は本命スポットの十間橋から撮影しようと、行ってみました。

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十間橋からの東京スカイツリーを撮影する魅力は、北十間川に鏡映しになる東京スカイツリーを撮影できること。東京スカイツリーは高さが634mあり、てっぺんから鏡映しになる逆さスカイツリーのてっぺんまでをワンフレームで入れるには24-70mmの標準ズームレンズでは長過ぎ、広角レンズが必要です。日没になる前に十間橋に到着しましたが、橋の上には何本もの三脚。スマホで手持ち撮影しているひとも多く、橋の上は大変混雑していました。私もさっそくあいているところに三脚を立て、順番待ちをしながら、いいかんじの位置を探しました。この日は、夜になっても熱風が吹いており、北十間川の水面は波だった状態でしたので、てっぺんからの全体像を入れるのはやめて、24-70mmの広角端で入るところまでを撮影してみました。

マジックアワーの時間帯↓↓↓

スカイツリーが淡く色づきはじめ、空の色と相まってとてもキレイでしたが、撮影した場所が川の外れのあたりでしたので、逆さツリーはよくわからない状態でした。

しばらく時間をやり過ごし、ちょっとずつ、川の真ん中のほうに移動して、撮影しました↓↓↓

 

 

夜景の撮影方法

ニコンのD850はダイナミックレンジも広く、高感度にも強いため、手持ちでも十分夜景を撮影することができますが、私はISO感度を低くして長時間露光で撮影するのが好きです。ということで、私の場合、三脚が必要で、レリーズもあれば便利です。

  1. マニュアルモード、マニュアルフォーカス、手ブレ補正オフ
  2.  ISO100、F8〜F13
  3.  露出計を見て、インジケーターがプラスマイナスゼロになるようにシャッタースピードを決める

シャッタースピードを30秒にしてもなお、露出計がマイナスを指している場合、ISO感度をあげてみたりすることもありますが、ほとんど、マイナスの状態でもわりとキレイに撮れたりするので、とりあえず一枚撮って、それからどうするか考えるようにしています。ISO感度はF8くらいを基準にしますが、思いっきり絞ることもあります。街路灯とか強い光源が場合は、光芒の出方も考慮して絞ります。めいっぱい絞ってしまうと、回折現象でボケた写真になってしまうことがあるので、絞りすぎには注意が必要です。

 

 

柳島歩道橋

正式名称かどうかがよくわからないのですが、「柳島歩道橋」というキーワードで調べると出てくるスポットです。真下に都営バスの停留所があり、その停留所が柳島という停留所のため、柳島歩道橋と呼ばれているのかもしれません。ここは、北十間川と並行して走る浅草通りにも架かる歩道橋のため、けっこういろいろな角度から東京スカイツリーを狙うことができますが、今回はクルマの光跡と東京スカイツリーを併せて撮影することにしました。クルマの光跡を淡い色で長く入れたかったため、ND64フィルターを使い、かなり暗くした状態で、シャッタースピードを5分にして撮影しました↓↓↓

 

 

おまけでソラマチ

東京スカイツリーの隣に建つ31階建てのビルは地下3階で押上駅と接続しており、30階と31階は飲食街になっています。ガラス張りで、ほとんどの面は入居する飲食店に面していますが、何カ所か無料の展望台として使える場所があります。ダウンライトや飲食店の照明でけっこう反射を気にしないといけませんが、至近距離から東京スカイツリーを撮影することができます。こういった場所では当然ですが、三脚を使うことができませんので、手持ちで撮影する必要があります。反射の処理にはC-PLフィルターが有用ですが、レンズフードをつけてしまうと、C-PLフィルターをクルクル回すことができないので、レンズフードを外して、反射が消える位置を探しながら撮影しました↓↓↓

 

 

まとめ

青空にそびえるスカイツリーもステキですが、夜のスカイツリーもいいですね。西側の吾妻橋あたりからの撮影もいいですが、今回訪れた、東側の十間橋や柳島歩道橋からもいいかんじの写真を撮ることができます。東京スカイツリーの展望台からはスカイツリー自身が作る影を撮影することもできますし、混雑次第ですが、三脚の使用も可能なようですので、こんどはスカイツリー本体のほうから撮影をしてみたいと思います。

 

 

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