【初挑戦!】北とぴあで電車を撮る

新幹線連結

いままでいろいろな写真を撮ってきましたが、動いてる電車を撮ることはありませんでした。理由は特になく、動いている電車を撮るという頭自体がありませんでした。今回は北とぴあから走っている電車を撮ってみました。

北とぴあとは

北とぴあ(ほくとぴあ)とは東京都北区にある複合文化施設で、北区にある高層建築物のひとつです。そもそも、北区には高層の建築物というのが少なく、地上17階建ての建物は、完成当初は北区で一番高い建物だったそうです。Wikipediaによれば、王子貨物駅というのがあって、そこの跡地に建設された高層建築物で、最上階の17階は南側が大きく開放的な展望台になっています。北とぴあの南側にはJRの王子駅があり、京浜東北線、高崎線、湘南新宿ライン、東北、上越、長野の各新幹線も見下ろして撮影することが可能です。展望台への入場料は特になく、いわゆる一般開放された展望台となっています。

 

動いている電車の撮影方法

電車に限らず、動いている被写体を撮影する場合、シャッタースピード優先オートを使われるといいと思います。ワタシはこのモードをほとんど使ったことがなく、今回はイチからの練習ということになります。シャッタースピード優先オートとは、撮影者がシャッタースピードを任意に決めることにより、ISO感度と絞り値をカメラが勝手に決めてくれるというモードです。ふだんワタシが使っているモードは絞り優先オートといって、絞り値を撮影者が任意に決めることにより、ISO感度とシャッタースピードをカメラが勝手に決めてくれるというモードです。シャッタースピード優先オートと絞り優先オートの違いは撮影者がシャッタースピードを決めるか、絞り値を決めるかの差で、動きものを撮るのであれば、シャッタースピード優先オートを使い、動かないものを撮影するのであれば、絞り優先オートを使うというこんなざっくりとした棲み分けでよいと私は思っています。シャッタースピード優先オートのときは、大概、連写もしたい状況下と思いますので、レリーズモードをCHにし、書き込みの早いメディアを用意すると、カメラの性能を十分に発揮できるかと思います。

 

動いている電車を撮る設定

動いている電車を撮影する場合、上述したとおり、シャッタスピード優先オートを使い撮影します。

  1. シャッタースピード優先オート
  2. オートフォーカス
  3. レリーズモードはCH

動いているものを撮影するのに便利なフォーカスモードが3Dトラッキングというモードなのですが、これだと、任意とのころにピントを置くことができません。ということで、私は、絞り優先オートのときもシングルポイントAFを使っています。今回は被写体が電車ということで、通り道をある程度特定することができるので、シングルポイントAFで置きピンし、連写で撮影することにしました。

電車

 

北とぴあで電車撮影のメリット

北とぴあの17階展望台から下を見下ろすと、足下に新幹線が飛び込んでくるような感覚になります。かなり間近に電車をかんじることができるので、今回は望遠ズームレンズを用い、新幹線をド写ししてみることにしました。

新幹線連結

ホントであれば、三脚にカメラを固定し、構図を決めて、レリーズで撮影というのがよかったのだと思いますが、今回は、手持ちでの撮影で、流し撮りのように撮れればいいかなーというくらいの感覚で生きました。ド写しだけを狙っていくのであれば、D5300とかのコンパクトなカメラに55-300mmなどの望遠ズームレンズレンズを組み合わせていくといいのですが、今回は飛鳥山公園であじさいの撮影をしたついでに立ち寄ったので、D850に70-200という大変重たいシステムで撮影したというのもあり、けっこう大変でしたが、はじめてにしてはよく撮れたというのが個人的な印象です。もちろん、カメラの性能に助けられている部分もおおいにあろうとは思いますが、反射防止用のC-PLフィルターもない状態でしたので、上出来というのが個人的な感想です。

 

新幹線だけを撮るならココ

ちょっと何階かは忘れましたが、10階とか11階に渡り廊下のあるフロアがあり、そこの南側の窓からだとアイレベルで新幹線を撮影することができます。

新幹線

 

デメリットをいえば、ガラスが網入りのガラスなので、レンズをガラスにキチンと近づけないと、網入りガラスの網が写り込んでしまうことと、渡り廊下がガラス張りになっており、わりと暑いことでしょうか?ふつうに撮影するのであれば、17階からの撮影がいいと思いますが、新幹線間にあの方なら、そのフロアもありかと思います。個人的には在来線も含め、いろいろな電車を見ることができる17階の展望台がいいと思いますし、夜景も楽しむことができると思いますので、お近くにいらした際にはぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

新幹線アイレベル

 

新幹線アイレベル接続

 

まとめ

東京都北区というと赤羽がやはりイメージとしては強いかと思いますが、王子にもこういったスポットがあって、撮影を楽しむことができます。北とぴあは朝8時半から夜の10時まで営業しているそうなので、朝のラッシュアワーから、夜の夜景まで、いろいろな撮影を楽しむことができると思いますので、私も、つぎは夜景を撮影してみたいと思いました。みなさまも、お近くにおいでの際には、ぜひ一度、カメラを片手に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?きっとステキな風景に出会えますよ。

 

 

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