あじさいの名所飛鳥山公園を撮影してみました

青いあじさい

飛鳥山公園は東京都北区にある区立の公園です。東京のさくらの名所としても知られ、さくらの時期になると公園一帯がピンクに染まり、大変キレイです。また、東京でイチバン低い山としても知られており、標高は25.4mということでした。港区の愛宕山が標高25.7mということで、階段1段ぶんくらい飛鳥山公園が低いかんじになるのでしょうか?そもそも飛鳥山公園は、江戸時代、8代将軍徳川吉宗が享保の改革の一環として、造成をしたのだそうで、現在でもソメイヨシノを中心に約650本のさくらが植えられているのだそうです。

青いあじさい

 

 

飛鳥山公園へのアクセス

飛鳥山公園へのアクセスはカンタンです。最寄り駅はJR京浜東北線の王子駅です。王子駅を中央口からおり、改札を背にして左手側が飛鳥山公園です。王子駅はJR京浜東北線のほか、東京メトロ南北線と都電荒川線もあるので、フットワークはとてもいいですね。また、都電の飛鳥山駅からですと、山を登る必要もないため、あえて都電で飛鳥山駅まで出ちゃうのも手かもしれません。ちなみにですが、飛鳥山公園では、明治通りに面したRになった部分の坂道沿いの桜井を少し伐採し、あすかパークレールというモノレールを設置したので、足の悪い方や、ベビーカーを利用の方も山の上までラクラク登れるようになりました。

 

飛鳥の小径で撮るあじさい

飛鳥山の東側とJRの線路の挟まれた細い道を飛鳥の小径(あすかのこみち)と呼ばれ、ここが東京でも有名なあじさいの撮影スポットとなります。あじさいの咲いているところは全長350mほどあり、あじさいの種類は50種類、1300株ものあじさいがあるそうで、とても見事。場所にもよるのでしょうが、2019年6月19日現在で、旧中川など有名な場所もそうですが、自宅付近で咲いているあじさいも、ちょっと焼けているというか枯れているというか、あまりいい色のあじさいを見ることができませんでした。いちおう撮影はしているのですが、ちょっとイマイチでみなさまにはお見せしていませんが、飛鳥山公園の飛鳥の小径では大変美しいあじさいを見ることができました。

 

青いあじさい

 

 

D850とD7200で撮るあじさい

今回はFXフォーマットとDXフォーマットの2台体制で撮影に挑みました。というのも、マイクロレンズはDX用のMicroNikkor40mmしかもっておらず、接写するため用にD7200を持ち、キホンはD850で撮影していましたが、やはり、マイクロレンズは持っていないとダメなレンズであるとかんじましたので、そのうちタムロンの90mmでも購入しようと考えています。ホントはシグマのカミソリマクロがFマウントに対応してくれるといいのですが、いまのところ、シグマは使えないので、ちょっと長めのタムキューに行くか、ニコン純正の60マイクロに行くか?値段はさほど変わらないので、ちょっと悩むところですね。いずれかをそのうち準備したいと思います。こういった撮影の場合、最短撮影距離の短いレンズのほうが圧倒的に有利だったりしますので、マクロレンズ、やっぱりいいですね。

 

 

ピンクのあじさい

 

 

青いあじさい

 

 

青いあじさい

 

 

設定

  1. 絞り優先オート
  2. オートフォーカス、手ブレ補正機構があればオン
  3. ISO100、感度自動制御オン、感度上限制御6400
お花の撮影では少しプラス気味に露出を補正して撮るとホワンとしたかんじに撮れていいのですが、白いあじさいや、日差しが強いところですと、白飛びやテカリが気になるところですので、こういった場合にはC-PLフィルターを用いるといいと思います。今回はプラス0.7~1.3くらいの間で調整しながら撮影してきましたが、個人的には少しアンダー目に撮ったほうがキレイに見えるような気もしました。接写をする場合、脇をキチンと締めて撮影しないと、手ブレします。また、風などがあると、被写体もぶれるので、ある程度のシャッタースピードは担保しないといけません。まあ、1/250程度のシャッタースピードを確保できれば、手ブレも被写体ブレもない状態で撮影することが可能かと思います。ワタシはふだん上限ISO感度を6400にしてISO感度自動制御をオンにして撮影していますが、自分でISO感度を決めたい方はISO感度自動制御はオフにしても大丈夫です。手ブレも被写体ブレもしないISO感度に設定できればOKです。私は無精なので、ISO感度の上限を決め、ISO100~6400の中でカメラが適切だと判断したISO感度を選択してくれる感度自動制御を使っています。この設定が私の中ではほぼほぼオートな状態です。40マイクロをつけたD7200もキホン設定は一緒ですが、ニコンの40マイクロには手ブレ補正機構がありません。接写する場合、望遠レンズの望遠端とイメージは一緒で、非常にブレやすい状態になります。本来であれば、三脚を用い、キチンと構図を決めて撮ればなんの問題もないのですが、飛鳥の小径は三脚を出せるほど広くなく、そしてかなりの数の撮影者がいるため、三脚がほかの撮影者のジャマになります。ということで、キチンと脇を締めて撮影する必要が出てくるのですが、やはり、若干のブレは出てしまいますね。私は雲台が気に入りませんが、こんなときはベルボンのUltra553miniなどの小型の三脚を持って出るとよかったと思いました。

 

 

青いあじさい

木の間から太陽が見えたので、思いっきり絞って、木漏れ日に光芒を出しました。

 

えびす

にこやかに笑う銅像がアジサイにはさまれてあったので、撮影してみました。えびす様でしょうか?

40マイクロで接写もしてみました。

えびす

 

 

まとめ

さくらで有名な東京都北区王子の飛鳥山公園ですが、あじさいも素晴らしく、春先だけでなく、梅雨時期もあじさいの撮影ができ、しかも無料で楽しむことができるので、大変ありがたい撮影スポットです。王子駅のホームからもキレイなあじさいを堪能することはできますが、飛鳥の小径まで行って見るあじさいはやはりでしたので、今度は夜ざくらならぬ、夜あじさいも撮影してみたいと思います。アクセスが良好な飛鳥山公園。ぜひ、みなさまも足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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