今回は東京から少し足を伸ばして、鎌倉まで行ってきましたよ。
今回はニコンのD850にタムロンのSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2の組み合わせで、明月院と悟りの窓を撮影してきました。カメラもレンズもとてもお気に入りです。重たいですが、とてもすばらしいパフォーマンスを見せてくれますよ。
明月院
明月院(めいげついん)は神奈川県の北鎌倉にある臨済宗建長寺派のお寺。同じく鎌倉にある長谷寺と並び随一のあじさいの名所として知られ、「あじさい寺」の通称がありますが、ここにはもうひとつ有名な場所があります。枯山水式の庭園から「悟りの窓」と呼ばれる円形の窓を見ると、奥に裏庭園を見ることができます。この円形の窓は悟りや真理、大宇宙を象徴的に表すものということで、通常、裏庭園は非公開ですが、ハナショウブの咲くこの時期には、特別公開されています。その丸い窓、「悟りの窓」がインスタ映えし、人気を博すようになりました。
悟りの窓↓↓↓
鎌倉へのアクセス
東京から鎌倉へはアクセスも非常によく、私は、東京駅からJR東海道線に乗り、藤沢駅に出て、藤沢駅に自動券売機で鎌倉・江の島パスを購入して移動しました。鎌倉・江の島パスはJR大船、藤沢、鎌倉、北鎌倉の自動券売機で購入することができます。金額は700円で江ノ電と、湘南モノレール、JRの大船藤沢間とJRの大船鎌倉間が乗り放題で利用できます。
参考 おトクなきっぷ:JR東日本出典:JR東日本ホームページ
ちなみにですが、同様の切符は江ノ電でも販売されていますが、江ノ電で購入してしまうと江ノ電しか乗り降りができなくなってしまい、ちょっともったいないので、購入するならJRの切符を購入しましょう。ちなみに江ノ電の一日乗車券は600円です。
参考 江ノ電1日乗車券「のりおりくん」出典:江ノ電ホームページ
ほかにも小田急を使うパターンや、JRでも湘南新宿ラインを使うパターンなど、フットワークがとてもよく、山手線内のエリアからですと、1時間以内でのアクセスが可能かと思われます。
鎌倉とは
鎌倉は三方を山で囲まれ、一方が海に面しているため、天然の要塞としての機能を果たし、源頼朝が鎌倉に幕府を置いたのもこういった地理的な理由があったのではないかといわれています。山には古刹があったり、ビーチにはいくつもの有名な海水浴場もあったりと現在は観光地としても人気で、特にそのフットワークのよさからも週末や祝祭日には多くの観光者が訪れます。起点となる駅からは少し歩くことも多いく、地形上の問題でかなり起伏のある立地となっていますので、鎌倉を訪れる際にははきなれた靴でいったほうがいいと思います。見どころが何か所もありますので、思った以上に歩きます。加えて起伏ということで、軽く登山というかんじです。
あじさい
明月院ではヒメアジサイという種類のあじさいが有名らしく、満開時には約2500株のヒメアジサイが園内を青に染め、明月院ブルーと称されるほどです。また、変わった種類のあじさいもあり、楽しく撮影ができました。
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あじさいに限らず、お花を撮影する場合、露出補正をちょっとプラスにするだけでだいぶ印象が柔らかいかんじになりますので、ぜひ試してみてください。
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しゃがんだり、寝そべらないといけませんが、ローポジションハイアングルで青空を入れたりすると、とてもステキな写真が撮れたりします。絞りは状況を見ながらですが、解放とかですと、背景に玉ボケができたりします。ただし、被写体が近いとピントが全体には来なくなりますので、いくつかのパターンで撮ってみるといいと思います。
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ニコンのD850はダイナミックレンジが広いので白飛びや黒つぶれを怖がらずに撮影することができますが、露出オーバーには気をつけましょう。いいかんじのあじさいもちょっと白っぽくなりすぎてしまったりしますので、このあたりには注意が必要です。
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私が訪れたのは天気のよい土曜日ということで、非常に多くの観光客が拝観といいますか、撮影といいますか、みなさまそれぞれ楽しまれていらっしゃいました。とくに「悟りの窓」のところは行列ができており、撮影のために10分くらいは待ったでしょうか?
翌日の日曜日のTwitterでは北鎌倉駅まで行列が伸び、最後尾という看板を持った人の写真が出ていましたので、土曜日に行けてよかったなーと思っています。ただ、やはり、ひとが多いと撮影がいつもより難しくなったり、焦ったりして、ちょこっとミスといいますか、やり忘れといいますか、チョット残念な写真もありました。
設定
設定はいつもどおり、絞り優先オートを使いました。ISO感度は100とし、ISOオートを使い、感度上限制御を6400としました。F値を随時変更したり、露出補正をマイナス側にしてみたりして、いろんなかんじで撮ってみましたが、難しいですねー。特に「悟りの窓」は室内を黒くつぶして窓の外だけを明るく撮るといいのか、室内も含めて撮影するといいのかよくわからなかったので、両方のかんじを撮ったのですが、絞りの調整をし忘れて、解放のまま撮影してしまいました。このあたりはプレッシャーからくる失敗かと思われます。
ちょっと失敗↓↓↓
解放で撮ってしまったため、手前のハナショウブでしょうか?これにもピントがほしかったですねー。もったいないことをしました。
あじさいを撮るときは露出補正をプラス目で撮影し、「悟りの窓」を撮影するときは露出補正をマイナス目にしましたが、「悟りの窓」は撮影されたい方が列をなしているため、露出はいくらか変えて撮影しましたが、絞りを変え忘れ、すべて開放で撮ってしまったので、ちょっと失敗なかんじです。もう少し絞り込みたいかんじでした。
悟りの窓
インスタ映えし、明月院を一躍有名にした円形の窓です。いろいろな方のインスタグラムを拝見すると、みなさま、いろいろな撮影をしていらっしゃいますが、私は露出補正し、4カット撮ってみました。
EV-2.7↓↓↓
EV-1↓↓↓
EV-1↓↓↓
EV-1↓↓↓
先にも申し上げたとおり、絞りを開放のままで撮影してしまったため、ちょっと残念なかんじの「悟りの窓」ですが、裏庭園が開放されているタイミングということもあり、窓の向こうに写る人影も、ステキなかんじです。
まとめ
要所要所にあじさいが咲き、枯山水庭園もステキな明月院には紅葉の木もたくさん植わっているので、秋になると、また違ったかんじで見られると思います。ぜひ、改めて行ってきたいお寺でした。
枯山水庭園↓↓
あじさい↓↓↓
交通の便もよいので、鎌倉に訪れる際はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?きっとステキな写真を撮ることができますよ。