MM21とは横浜のみなとみらい21地区の略称です。赤レンガ倉庫や大桟橋、山下公園などがあり、最寄り駅でいうと、関内や石川町を含み、エリアとしてはわりと広いエリアを指します。周囲には中が街などもあるため、散策するのも楽しいエリアでテレビやSNSでも大変人気な場所です。今回は、過去にMM21地区で撮影した日中から夕暮れにかけてのインターバル写真を元に、タイムラプスを作成してみました。
アクセス
MM21への玄関口は京浜東北線の桜木町駅になります。上述したとおり、MM21はちょっと広いエリアとなりますので、関内や石川町からスタートしても問題ありませんが、桜木町からスタートすると、ランドマークタワーとクイーンスクエアの間のモニュメントや日本丸から撮影をはじめて、赤レンガ倉庫や象の鼻パークを経て、大桟橋、さらには山下公園へと歩くことができます。キョリがあるので歩くには時間がかかります。歩きたくないという方には「あかいくつ」という周遊バスが走っていますので、こちらを利用するというのもありかと思います。細かくルートが分かれていますので、時刻表棟を確認し、上手に使えるようにしましょう。2021年1月11日現在、「あかいくつ」の一日乗車券は500円、横浜市営地下鉄にも乗れる乗車券は550円とのことです。
横浜夜景撮影に挑戦 忍者レフ板を使用してランドマークタワーの夜景を撮影しました
タイムラプスを撮る
タイムラプスとは微速度動画のことをいいます。インターバル撮影をした写真を動画作成アプリでつなぎ合わせ、パラパラ漫画のような動画を作ります。インターバル撮影とは一定の撮影間隔で撮影する撮影方法で、タイムラプスを作る際には通常100枚以上の写真を合成しますので、撮影を行う時間帯にもよりますが、時間を要する撮影となります。私の使うニコンのカメラの場合、ボディにインターバルタイマー機能がついていますので、三脚とカメラとレンズがあれば、撮影可能です。ほかのメーカーについてはよくわかりませんが、ボディ内にインターバルタイマー機能がない場合、タイマー付きレリーズが必要になります。
タイムラプスの設定
カメラを三脚に固定して、構図を決めたら、設定です。
- マニュアルモード、マニュアルフォーカス、手触れ補正機構があればそれもオフ
- 絞りはF8とか
- シャッタースピードは1/125とか
- ISOは上限感度を6400にして、オートで
日中の撮影なら撮影間隔は3秒から5秒でいいと思います。撮影回数は100枚以上は撮りましょう。長い動画を作ろうとした場合、撮影枚数は多いに越したことがありません。ただし、撮影に時間がかかるので注意しましょう。また、SDカードなどの記録メディアはできるだけ容量の大きなものを使うといいと思います。ホントはRAW現像をして色味などを調整してから動画にしたほうがいいので、そういった意味ではRAWで撮影するといいと思いますが、RAWだけだと扱うのが大変なので、JPEGとRAWの同時記録で撮影することになります。
日没時のタイムラプスには注意が必要
日の出、日の入りのときのインターバル撮影では、露出が劇的に変化するので、マニュアルモードでは対応することができません。そこで、こういった場合では、絞り優先オートを使い、撮影します。どのくらい撮影するかにもよりますが、日没後30分くらいはシャッターを切り続けられるように撮影したほうがいいと思います。
ということで、日の出、日の入り時の設定です。
- 絞り優先オート、マニュアルフォーカス、手ブレ補正機構があればそれもオフ
- ISOは200とか、ちょっと明るめ
- 絞りはF8とか
- 撮影間隔は15秒とか
暗くなったらHDR
HDRとはハイダイナミックレンジ合成略語で明暗差の違う2枚の
まとめ
星の動きを記録するなど、星の撮影と相性のいいタイムラプスですが、日中でも雲の動きや空の色の変化などを見たりすることができます。撮影に時間がかかるので、冬場は防寒対策をお忘れなく。動画の作成方法については知識がないので触れませんが、パソコンのスペックもさることながら、動画に対する知識も必要になるので、このあたりは徐々に勉強をしていこうと思っています。今後、インターバルタイマーを含めて動画を増やしていきたい所存ですので、お楽しみに。コロナ禍で外出して撮影するのが難しいので、しばらくは過去の写真から記事を作っていきたいと思います。