旧古河庭園では2018年5月11日(金)から5月20日(日)までの期間、バラと洋館、日本庭園のライトアップが開催されています。
参考 旧古河庭園東京都公園協会
この日はライトアップ初日ということでなのでしょうか?たくさんのひとたちで大変賑わっていました。
手持ち撮影
さて、今回はニコンD850にタムロンの24-70mmの標準ズームレンズを使用しての撮影です。
ライトアップの期間中は、三脚や一脚の使用は禁止ということなので、手持ちの撮影となります。私の場合、シャッター速度が1/30より短くなると、手ブレしてしまいます。そこで、ISO感度を上げて撮影するのですが、ノイズがどれだけ出てしまうのか心配なところです。
D850+SP24-70mm F/2.8 G2
結論から先に申し上げると、D850はバケモノでした。かなりISOをあげて撮影しましたが、ノイズはさほど気にならず、キチンと撮ることができました。さらに、タムロンのSP24-70mm F/2.8 G2は暗がりの中でもキチンとオートフォーカスが効き、夜の手持ち撮影がかなり楽になりました。D850の常用ISO感度は64〜25600。拡張ISO感度を使うと102400まであげることが可能ですが、今回は拡張ISO感度を使うまでもなく、常用ISO感度の範囲の中で撮影ができました。
マニュアルモードで撮影
ふだんですと、絞り優先オートで撮影しますが、今回は具合がわからなかったので、マニュアルモードで撮影しました。先にも申し上げましたが、フォーカスはオートです。オートフォーカスがキチンと効きました。
まず、ISO1600から撮影を開始しました↓↓↓
ISO1600、SS1/160、F5.6
一気にISOを10000まであげてみました↓↓↓
ISO10000、SS1/30、F8。バラの花は上から照らされていますが、奥のバラも暗いですが、写っています。もうちょっと絞ってみるとよかったのかもしれません。
順番がちょっと前後してしまいますが、完全に暗くなる前に、建物を入れて撮影してみました↓↓↓
ISO1600、SS1/160、F5.6。
窓のあたりはちょっと明るすぎるかんじもしますが、HDR撮影はしていません↓↓↓
ISO10000、SS1/30、F2.8。
前回の記事で紹介させてもらった、日中の写真とだいぶ雰囲気がかわりますね。
前回記事↓↓↓
旧古河庭園 春のバラフェスティバル
洋館の南側に広がるバラエリアは通路も狭いため、大変混雑します。ルールを守って撮影しましょう。
ライトアップ期間は短いですが、機会があればぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。ふだん見ることのできないライトアップされた旧古河庭園が見ることができるかと思います。暗闇に浮かぶ洋館もステキですよ。
まとめ
ニコンのD850とタムロンのSP24-70mm F/2.8 G2の組み合わせですが、すばらしいものでした。カメラの性能ももちろんのこと、真っ暗な中、スポットライトの当たるバラにキチンとフォーカスを合わせることができ、非常にカンタンに撮影することができました。望遠端が70mmということで、ちょっと短いかんじもしましたが、芝生の庭を挟んで洋館をキチンと入れることもできましたし、非常に満足のいくものでした。次に訪れるときには70-200mmの望遠ズームレンズとの組み合わせで撮影してみたいと思います。
日本庭園には紅葉も植わっていましたので、今度は赤く色づく紅葉を目当てに撮影に行きたいと思います。