佐倉ふるさと広場は印旛沼の湖畔にあるオランダ水車のある公園です。
佐倉市ふるさと広場
佐倉ふるさと広場はお花の公園としても有名で、毎年4月には86種類約50万本のチューリップが咲く、佐倉チューリップフェスタ、7月中旬には約3万本のひまわりが咲く、風車のひまわりガーデン、10月には佐倉コスモスフェスタが開催されます。それぞれの期間中には摘み取り販売も行われており、多くの観光客や撮影者が集まります。
佐倉ふるさと広場へのアクセス
私は日暮里駅から京成線に乗り換え、京成佐倉で下車し、佐倉市循環バスに乗り、ふるさと広場へ行きましたが、バスが小さく、定員が少ないのと、本数も多くなく、ちょっと不便なかんじです。最寄り駅から歩けないこともないのですが、炎天下の中、重たい機材を持っての徒歩30分とかはけっこうキビシイものがあります。期間中はバスの本数を増やすとか、なんらかの対策をしていただけると、非常に助かります。私が訪れたときも、バスに乗りきれないひとが多くいらっしゃいました。せっかくの観光資源ですので、佐倉市役所の方にはなんらかの対策を講じていただけると幸いです。ちなみに佐倉市循環バスの運賃は片道100円でした。
参考 佐倉ふるさと広場佐倉市ホームページ
風車のある景色
佐倉ふるさと広場にある風車は日本初の水くみ用の風車ということで、羽根の直径が27.5mもある、けっこう巨大な建造物。佐倉ふるさと広場に着くとすぐ目につくほどの大きさです。とりあえず、24-70mmの標準ズームレンズでファインダーをのぞいて見ましたが、ひまわりと一緒だと広角端でも画角に入りきれないくらいの大きさでした。
今回はD850をチョイスしたので、広角レンズも持ってしまうと、かなりの大荷物になってしまうため、広角レンズは持たずにきましたが、ちょっと失敗でした。
ひまわり畑は印旛沼の花火大会の会場というか、観覧席になってしまうため、期間を過ぎると、すべて切ってしまうそうで、ちょっともったいない気もしますが、ウィキペディアを見るとひまわりは一年草ということで、翌年も植え直しが必要なようです。メンテナンスは大変そうですね。
設定
今回もいつもどおり、絞り優先オートで撮影しました。ISOは100にして、ISOオートをオン、制御上限感度は6400としました。適宜絞りを変えるだけなので、私の中ではほぼ、フルオートなかんじの設定です。
お花は少し露出オーバー気味に撮影するとホワンとしたかんじになります。優しいかんじになりますので、お好みで露出補正してみるといいと思います。光の入り方にもよりますが、EV+1.3くらいをひとつの目安とするといいかもしれません。
撮ってみる
まずは24-70mmの標準ズームレンズで撮ってみました↓↓↓
絞りはF14まで絞っています。オランダ風車がかなり大きいので、全部は入り切りませんでしたが、風車のあたりがちょっとボケたかんじになりました。
F16まで絞ってひまわりと風車にしっかりピントを合わせました↓↓↓
ひまわりに顔がついていました↓↓↓
ローポジションからハイアングルを見て撮影しました。F14ですが、風車は少しボケています↓↓↓
回折現象を恐れましたが、全然大丈夫でした。F22です↓↓↓
望遠レンズでも撮ってみる
解放F値で撮影しました↓↓↓
周辺減光がちょっと気になりますが、さすがによくボケます。
これも解放F値↓↓↓
やはり周辺減光が気になります。
F8まで絞ると、周辺減光は気にならなくなります↓↓↓
F11です。奥までキチンとピントがきました。
F9ですが、70-200で撮影していますので、手前も奥もよくボケます。
露出補正していますが、D850はダイナミックレンジが広いので、白飛びを怖がることなく、プラスにすることができます↓↓↓
マジックアワーとひまわりの組み合わせもとてもキレイなんでしょう。来年は三脚を用いて夕焼け時間の撮影も楽しみたいですね。
トイレや休憩所、売店なども併設されているので、ソフトクリームを食べならがひまわり鑑賞するのもいいですよね。
ほかにもあります
千葉県では佐倉ふるさと広場のほかにも、成田ゆめ牧場でもキレイなひまわりを見ることができます。みなさまも機会があればぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?暑い日が続いているので熱中症には気をつけて撮影をお楽しみください。サンスクリーンは必須アイテムですよ。
タムロンの周辺減光について
今回持っていったタムロンのレンズはコストパフォーマンスの高いレンズかと思います。開放で撮影したりすると周辺光量落ちがチョット気になるところですが、このあたりは絞りの調整で乗り越えるしかありませんね。ちなみにですが、保証期間内であれば、タムロンのサービスセンターに持ち込むと、ピント調整とかはしてもらえます。ボディと一緒に2週間くらいの入院となりますが、気になる方はサービスセンターに持ち込んで調整してもらうのも手かと思います。
まとめ
関東では猛暑がつづき、撮影もかなりしんどいかんじですが、空がキレイであれば天の川も大きく出るタイミングですので、夕涼みを兼ねての撮影というのもありかと思います。吹く風が熱風なかんじですが、猛暑に負けず、フォトライフをお楽しみください。