高速道路でクルマの光跡を撮影してみよう

レーザービーム

高速道路に架かる歩道橋というのはいろいろなところにあろうかと思いますが、容易に撮影ができる歩道橋となると、数少ないのではないでしょうか?今回はそんな数少ない高速道路に架かる歩道橋のひとつ、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルのところの歩道橋をご紹介いたします。

 

セルリアンタワー東急ホテル

セルリアンタワー東急ホテルは首都高速3号渋谷線沿いにあるタワーホテル。高速道路の両サイドが国道246号線、通称多摩川通りですね。でセンターを首都高速3号渋谷線が走っています。渋谷の駅からは5分くらいのところにあります。このホテルと反対側の歩道をつなぐ歩道橋が撮影スポットです。写真を撮ってくればよかったのですが、撮り忘れました。歩道橋には落下防止の観点からかと思われますが、アクリルのフェンスがついています。このフェンスが大人の背丈より高く、アクリルを超えての撮影は難しそうです。また、歩道橋の手すりの部分が証明になっており、暗くなると手すりが光り、撮影難度が上がります。私は使いませんでしたが、気になるようでしたらC-PLフィルターを使われるといいと思います。

ご注意
ステップを使っての撮影などは、ご自身の落下や落下物防止の観点から、やめましょう。撮影禁止箇所が増えるだけです。

 

撮影に必要な機材

夜景の撮影ですので、三脚は必須のアイテムとなります。先にも述べたとおり、アクリル板越しでの撮影になりますので、気になる方はC-PLフィルターやNDフィルターをご用意なさるといいと思います。感覚的には、水族館と同じかんじでしょうか?

クラゲ01 【東京スカイツリー】すみだ水族館での撮影

あと、レリーズもあると便利なアイテムですね。歩道橋はひとが通ったり、大型車両が通ったりすると揺れますので、シャッターを切るのにさらに揺れを増さないためにもレリーズは使ったほうがいいかと思います。三脚は振動吸収性のあるカーボンファイバー製がオススメです。

 

設定

今回はニコンのD850にタムロンのSP24-70mm F/2.8 Di VC USD G2を用い撮影しました。三脚はマンフロットのBefreeカーボンファイバーを使用し、歩道橋の揺れをできるだけ吸収できるようにしました。

設定は以下

  1. マニュアルモード
  2. マニュアルフォーカス、手ブレ補正オフ
  3. ISO64
  4. F11
  5. SS15秒

自動車のヘッドライトやテールランプを一本の線のように移すにはある程度シャッターを開ける必要があります。一方シャッターを開けるということはカメラに光を多く取り込むということになるので、白飛びの原因になりかねません。今回使ったニコンのD850はダイナミックレンジが広いのである程度シャッターを開けてもある程度撮れてしまうので、私のように長時間露光をする方には大変うれしいカメラですが、長時間露光は白飛びの原因になりますので、状況を見ながら、シャッタスピードを調整するようにしましょう。また、必要に応じて絞り値を変えたり、NDフィルターで減光するなど、やってみるのもいいかもしれません。なお、D850はISO感度を64まで減感することができますので、今回はISOを64まで減感して撮影しました。

 

意外と大丈夫だった写り込み

先にも述べたとおり、歩道橋はアクリル板で覆われています。また、薄明るいタイミングで、手すりの部分が光ります。反射は目視でわかりますので、水槽を撮るのと同じようなアイデアで反射を避けてカメラを置いたり、ちょっと伸ばしてみるとか、いろいろやってみるといいと思います。けっこうな写り込みを覚悟していましたが、意外に大丈夫でした。

こんなかんじ↓↓↓

レーザービーム

背中側が大橋ジャンクション方面、レンズを向けている方向が渋谷方面です。テールランプは赤く尾を引き、ヘッドライトはオレンジに光ります。この一本ですーっとできる線を「レーザービーム」なんて呼んだりもしますが、このレーザービームを撮影するためには15秒程度の露出が必要になります。また、このくらい露出することで、元の被写体であるクルマが消え、光だけが残ります。オレンジ色の線が多いのは帰宅の時間帯だったということと、かなり渋滞していて、撮影時は車が入ってしまうのではないかとも思いましたが、15秒の露出で正解でした。ふだんですと、ファインダーをのぞいて、露出計を見て、インジケーターをプラスマイナスゼロにするようにセットしたりするのですが、これだと、今回のように薄明るい時間帯の場合、シャッタースピードがちょっと早すぎるため、このあたりは経験値になるのですが、このくらいだといいのではないかと思った15秒というシャッタースピードにこだわり、絞り値で光の量を調節しました。上の写真はF20です。

ちょっと斜めになってしまったのでもう一枚↓↓↓

レーザービーム

高速道路脇の国道246号線にもキレイな光跡を作ることができました。アクリル板越しですが、光の入り込みもなさそうです。もう少し、パースペクティブを意識して縦のアングルから撮影してみました。

↓↓↓

パースペクティブ

もうちょっとあおってとってもよかったかもしれません。正面に見えているビルは渋谷ヒカリエでしょうか?ちょっとよくわかりませんが、もう少し道路の面積を減らしてもよかったかもしれません。

 

最後にお願い

このようにレーザービームをキレイに写せる夜景スポットは数が少なく、撮影者が集まる可能性もあります。歩道橋での撮影は歩行者に注意をして、マナーを守り撮影しましょう。一部の心ない方の行動で撮影場所が撮影禁止スポットになってしまう可能性もありますので、危険行為や迷惑行為は絶対やめてください。私も、撮影場所をこのブログで公開できなくなってしまいますので、みなさまのご協力、お願いいたします。

 

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