NikonD5300 輝く星空タイムラプスを撮ってみました

星インターバル撮影

以前紹介させていただいた大山千枚田の星空でタイムラプスを作ってみました。

大山千枚田星空撮影 NikonD7200 大山千枚田で星空撮影

 

大山千枚田とは

ウィキペディアによれば、大山千枚田は千葉県鴨川市大山にある棚田で、東京からイチバン近い棚田としても有名です。大山千枚田は棚田の山頂部分から東西に開けており、星空の撮影にはとても向いている撮影スポットといえます。農林水産省の日本の棚田百選にも認定されており、文化庁の文化的景観の保存・活用事業の対象地域にもなっているそうです。田植え直後の棚田に水が張られているような状況では、空の状態さえ整えば、星が棚田に反射する光景も撮影できるようですので、星空撮影を目的でいらっしゃる方は、時期も気にしてお出かけになるといいかもしれません。

 

 

魚眼レンズで撮る星空

今回はニコンのエントリーモデル、D5300に10.5mmの対角魚眼レンズをつけて撮影しました。レンズの正式名称はAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDといい、ニコンがいうところのDXフォーマット、いわゆるAPS-C専用のレンズとなります。ニコンの場合、キヤノンとは違い、FXフォーマットのカメラにもDXのレンズを取り付けることができます。まあ、FXのボディに取り付けて撮影すると、ケラレが出てしまうのですが、いちおう使うことはできます。この魚眼レンズはマニュアルフォーカス専用のレンズですので、自力でピントを合わせる必要がありますが、D5300と組み合わせる場合、とくにカメラ側に設定は必要ありません。例えば、上位モデルのD7200とあわせるとかいう場合には、D7200にはフォーカスモードセレクターがついていますので、フォーカスモードセレクターはMにしないといけません。円周魚眼レンズと違い、リトルプラネットのような写真は撮れませんが、それでもけっこうおもしろい写真を撮影することが可能です。

 

 

ピントの合わせ方

マニュアルフォーカスのレンズの場合、レンズの目盛をひとまず∞マークに合わせて、一枚撮ってみるといいと思います。おそらく、キチンと星空の写真が撮れているとは思いますが、念のため、液晶ディスプレイで拡大し、星が点として写っていることを確認しましょう。もし、ぼあんとしているようであれば、ピントが甘いので、どちらかに回して合焦するところを見つける必要があります。星空の撮影でイチバン難しいのはこの部分ですが、無限遠にして撮影してみると、あらかた合っていますので、まずはここからスタートして、ピントが甘ければ、少し調整するといった方法をとられるのがいいかと思います。注意しなければならないのは、∞マークより先までピントリングが回ってしまいますので、表示が∞マークをキチンと指すようにキチンと合わせる必要がありますので、ココは少し神経質になるくらいでいいかもしれません。

 

 

星空撮影の設定に+α

一般的な星空撮影の設定はほぼほぼ決まっています。

  1. マニュアルモード、マニュアルフォーカス、手ブレ補正オフ(今回はレンズになんの機能もありませんので、とくになにかをいじることはありません)
  2. ISO3200とか(今回はISO1600で撮影しました)
  3. シャッタースピード30秒とか
  4. F値は解放で
  5. メニューボタンを押し、撮影メニューからインターバルタイマー撮影を選択
  6. 開始トリガーで「即時スタート」を選択
  7. 撮影間隔でシャッタースピード+シャッターの間隔を設定
  8. 撮影枚数を設定
  9. 撮影開始

①〜④は一般的な星空撮影の設定です。

①カメラをマニュアルモードに設定し、F値は開放にする

 

 

 

②メニューボタンを押す

 

 

 

③ISO感度設定でISO感度を1600、感度自動制御をしないにする(画像はISO100になっていますが、1600にしてください。ミスりました(>_<))

 

私のようにISO感度自動制御をふだん使われている方は、ISO感度自動制御はオフにしないといけません。オンのままで撮影してしまうと、ISOが動いてしまいますので、ご注意ください。ココまではいつもの星空撮影の設定ですが、これに加えて、インターバルタイマーの設定をしないといけません。

シャッタースピード+撮影間隔というのが最初、ちょっとよく理解できませんでしたが、考え方としては、例えばシャッタースピードが15秒でつぎにシャッターボタンを自動的に押されるのがその3秒後ということであれば、撮影間隔は18秒ということになります。D5300の場合、撮影間隔は2秒程度あれば、足りるかと思いますが、私は念のため、3秒の撮影間隔を取っています。シャッタースピードが30秒の場合、撮影間隔は33秒ということになります。

手順が増えるので難しくかんじられるかもしれませんが、慣れてしまえばカンタンです。インターバルタイマーは微速度動画=タイムラプス動画撮影のときにかなり多用しますので、なんどかやっているうちに、すぐ慣れると思います。

 

ここからが+αの設定

⑤撮影メニューからインターバルタイマー撮影を選択

 

 

 

⑥開始トリガーで即時スタートを押す

 

 

 

⑦今回はシャッタースピード15秒+撮影間隔3秒で18秒に設定

 

 

 

⑧今回は撮影枚数を200にセット

 

 

 

⑨設定を最終的に確認したら開始を押す

 

200枚の写真で動画を作る

写真から動画を撮影するには動画編集アプリを使うのが便利といいますか、それを使わないと作れないと思います。タイムラプス動画作成専用のフリーのアプリもありますが、やはり、動画編集アプリを使ったほうがのちのち便利だったりします。というのも、今回の動画のように、写真だけパラパラ動画のように進んでも、BGMがないのはちょっとさみしいかんじもします。Youtubeには著作権フリーの音源がありますので、そちらから音源を探して、動画に足してあげると、動画のクオリティが上がるといいますか、パラパラ動画だけとはだいぶ印象も変わります。私はAdobeのPremiereElementsという買い切りのアプリを使っています。サブスクリプション版のPremiereに比べるとできることが制限されるようですが、そもそもそこまで動画を作ったりしないので、私にはElementsで十分ことが足りています。PremiereElementsもバージョンが違うとUIも変わってくると思いますが、ポイントは環境設定内のデフォルトのデュレーションという項目の数値をいじることにより、できあがる動画の尺が決まります。あまり小さい数を入れると、あっという間に終わってしまいますし、数値が大きすぎると、ちょっと間延びしたかんじになってしまいます。このあたりは好みにもよるのでしょうが、私は3とか4とかそれくらいの数を入れていることが多いでしょうか?PremiereElementsの使い方についてはいろいろな方が記事を書いてくださっていますので、いろいろと調べてみてくださいね。

 

オリオン座と冬の大三角がキレイに見えてますね。

 

まとめ

今回は魚眼レンズを用いて撮影をしてみましたが、とってもおもしろい写真を撮ることができますね。特殊なレンズなので、なかなか手を出しにくいレンズでもありますが、星空撮影のときなどでは、その効力を発揮したりしますので、割り切れる方は購入されるのもいいかと思います。また、インターバルタイマーを使った撮影をし、今回は微速度動画にしましたが、これを比較明合成することにより、理科の教科書に出てくるような、ぐるぐる回る星の写真を作ることができます。

星空軌跡 満点の星空を比較明合成に挑戦

こちらについては専用のアプリがあるので、そちらを使われるといいと思いますが、私のようにPhotoshopで200枚を比較明合成すると、こころが萎えますが、できあがったときの達成感もありますので、このあたりはお好みで。撮影自体は非常にカンタンですので、みなさまもぜひチャレンジしてみてください。うえに書き忘れましたが、三脚が必要な撮影になりますので、頑丈な三脚をお忘れなく。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください