山梨県北杜市明野サンフラワーフェスは2019年7月20日(土)から8月18日(日)まで開催されていた、ひまわり畑でのお祭りでした。期間中は約60万本のひまわりが咲き誇ったそうです。その期間中はちょっと時間が取れず、サンフラワーフェスが終了した8月21日(水)に時間を作ることができたので、撮影に行ってみました。
明野のひまわり畑へのアクセス
今回は兄にクルマを出してもらい、中央道を韮崎インターで降りて下道を走って行ったように記憶していますが、地図を見ると須玉インターまで行って、下道を行ったほうが近いように思いましたが、カーナビが韮崎インターで降りるように指示してきたということは、なんらかの理由があるのかもしれません。運転免許は持っているものの、身分証明書としてしか使っていない私の場合、ふだんは公共の交通機関を使って行くため、自力で行くにはどうかというのも気になったので、調べたところ、新宿から中央線で韮崎駅まで出て、そこからバスで仁田平というバス停までバスに乗り、仁田平から徒歩30分くらいということでした。クルマだとラクチンですが、公共の交通機関を使っていくとなると、かなり大変そうです。持っていく機材も厳選して持っていく必要がありそうですね。
ひまわりはまだまだ
2019年のサンフラワーフェスは終了しましたが、ひまわりはまだまだ元気でした。ひまわりは菊科の一年草ということで、おそらく、しばらくしたら伐採されてしまうものかと思いますが、私が訪れたタイミングでは、観光客や撮影者も多くおり、元気なひまわりを撮影することができました。
広角レンズで撮るひまわり
明野のひまわり畑は行くとわかるのですが、いくつかのスポットに分かれて咲いており、そのスポットもわりと広大だったりするので、広く撮るととってもステキです。最初はタムロンのSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2で撮影していましたが、途中から久々にシグマのArtラインから出ている14mm F1.8 DG HSMに切り替えて撮影してみました。広大なひまわり畑の中に入ることもできますが、ムシが出てくると困るので、すぐ逃げられる範囲でしか撮影できなかったのがちょっと残念なかんじです。
設定方法
日中の撮影ですので、絞り優先オートでいいと思います。
- 絞り優先オート、オートフォーカス、手ブレ補正オン
- ISO100、感度自動制御オン、制御上限感度6400
- F11とか
上記の設定でシャッタースピードが1/250とかであれば、手ブレも被写体ブレもないと思いますので、そのまま撮影して大丈夫だと思います。絞りはピントの周りをボカしたいのならF値を小さく、手前から奥までピントを合わせたいのであればF値を大きくすればそのように撮れます。今回は使用しませんでしたが、望遠レンズを使って、手前にボケを作る方法もあります。撮影時刻はお昼くらいでしたので、サイド光が強く、テカり予防にC-PLフィルターをつけるという方法もありますが、レンズフードが使えなくなってしまうので、今回はそれはしませんでした。しいてなにかしようとするのであれば、色温度を変えるとか、そんなところでしょうか?また、三脚で固定して撮影するのであれば、カラーフィルターを使うと面白い写真が撮れるかと思います。
プラス補正して撮影
お花を撮影する場合、少しプラス気味に露出補正をするとほわんとしたかんじになります。日中の撮影なので、とくに問題はないと思いますが、プラス補正するということは、シャッタースピードが遅くなるという意味ですので、手ブレや被写体ブレがしない程度のシャッタスピードは担保しないといけません。曇りの日や雨の日、夜の撮影の際にはそのあたりも加味して、露出補正を行うといいと思います。
まとめ
ひまわりは英語でSunflowerですが、ホントに太陽がよく似合います。この日は少し水っぽい空模様でしたが、青空もあって、ひまわりの撮影にはとてもいい日でした。ひとりで撮影に行くにはちょっと行きにくいところかもしれませんが、広大なひまわり畑はとってもステキでした。また兄に誘ってもらって、撮影に訪れたいと思います。夕焼けとかと一緒に撮るのもステキかもしれませんね。ぜひ、みなさまも足を運んでみてはいかがでしょうか?
追記
2019年8月27日(火)のテレビ朝日グッドモーニングのお天気中継で明野のひまわり畑が出ていました。まだまだふつうに咲いているかんじでしたので、これからでも間に合うかも?
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