シャッタースピードが大切 吐竜の滝を撮る

吐竜の滝02

吐竜の滝(どりゅうのたき)は清里の清泉寮から歩いて行ける滝です。清泉寮といえばソフトクリームが有名ですが、ちょっと足を伸ばせば清流の清らかな流れの中に現れる美しい滝があります。清流は川俣川といい、八ヶ岳を水源とする美しい川です。吐竜の滝は落差10メートル、幅15メートルほどで、3本の流れができています。
 
ソフトクリーム
 
 

清里へのアクセス

避暑地として有名な清里へはいろいろな行き方があります。高速バスを利用する方法。JRを利用する方法。そして、マイカーを利用する方法。JRですと、中央線で小淵沢まで行き、小海線に乗り換えて清里で降りる方法が一般的ではないでしょうか?小海線といえば、JRでイチバン標高の高いところを走る電車としても有名で、駅としては国立天文台の電波望遠鏡のある野辺山駅が1345.67mの地点にあり、清里駅と野辺山駅の間に最高地点の1375mのスポットがあります。
 
野辺山電波望遠鏡
 
高速バスですと、清泉寮にもバス停があるのかもしれませんが、私が行ったことのある方法ですと、清里高原ホテルというホテルの前にバス停があり、そこから清泉寮まで10分ほど歩くという行き方でした。今回は兄にクルマを出してもらい直接吐竜の滝に行ったので、清里から吐竜の滝へ降りていったわけではなく、吐竜の滝で撮影してから清泉寮で一休みしたかたちとなりました。
 
KEEP牧場
 
 
 

清里から吐竜の滝への道のり

上述のとおり、今回は吐竜の滝の駐車場まで直接クルマで行きましたが、清泉寮からも歩いていくことができます。吐竜の滝駐車場から吐竜の滝までは歩いて10分ほどでしょうか?清里高原のホームページによれば、清泉寮から吐竜の滝までの所要時間は60分とありました。
 
 
吊り橋
 
 
おそらく往復での時間を書いているのだと思いますが、荷物が重たいとけっこうキビシイですね。足下はさほど悪くなかったように記憶していますが、岩の上など、滑りやすいところもありますので、できれば、バックパックに三脚を装着し、両手は空いている状態がいいですね。また、夏場であっても沢の水は冷たく、場合によっては寒くかんじることもあるかもしれません。軽くトレッキングなかんじになりますので、上に一枚羽織るものをお持ちになったほうがいいと思います。
 
 
 

滝の撮り方

滝に限らず、水の流れや海の波などを撮影する場合、シャッタースピードを遅くして、水の流れを絹糸のように見せる方法が一般的だったりします。イルカショーなどのケースではシャッタースピードを早くして撮影するのもありかとは思いますが、滝や沢、海の波などを撮影する場合、シャッタースピードが早いと、水の流れが止まってしまい、流れている感を表現することができません。こういったケースの場合、シャッタースピードを遅くして、撮影すると、みなさま、ご覧になったことのある「あぁ、これねー」という写真を撮影することができます。
 
吐竜の滝
 
 
 

シャッタースピードを遅くする方法

故意にシャッタスピードを遅くするアイディアはいくつかあろうとは思いますが、NDフィルターという減光フィルターを使うのが一般的です。NDフィルターには濃さがあり、それぞれ数字で記載されています。例えば、ND4なら光量を1/4に、ND8なら光量を1/8に減光ことができるという意味です。ND8くらいを使うと、設定にもよりますが、シャッタースピードを5秒くらいにはできると思いますので、そうすると、滝や川の流れは絹糸のようになり、波立つ部分はなめらかになります。滝はふつう森の中にあったりするので、晴れていてもちょっと薄暗かったりします。露出補正でシャッタースピードを変えようとすると、マイナス補正した場合、暗い部分が黒つぶれしてしまったりするので、露出補正はなるべくしないようにしたほうがいいですね。
 
吐竜の滝03
 
 
 

設定方法

  1. マニュアルモード、マニュアルフォーカス、手ブレ補正オフ
  2. ISO100、F11とか
  3. シャッタースピードは露出計がプラスマイナスゼロになるように

 
NDフィルターを装着してから、カメラの設定を行いましょう。構図を決めたら、三脚にカメラを据え、カメラ側の設定を行います。日中の撮影ならピントはオートフォーカスで合いますので、オートフォーカスでピントを合わせ、合焦したらマニュアルにスイッチを切り替えればいいと思います。注意していただきたいのが、フォーカスモードセレクターです。オートフォーカスで撮る場合は必ずAFに、マニュアルフォーカスで撮る場合には必ずMFに切り替える必要があります。私もよく忘れてしまうのですが、ここをキチンと切り替えないと故障の原因になったりするそうなので、フォーカスモードセレクターのあるカメラをご使用の方は、忘れずに切り替えを行いましょう。シャッタースピードが遅い場合、手ブレ補正機構が誤作動をする恐れがあるので、手ブレ補正機構のあるレンズを使われる場合、ここはオフにします。シャッタースピードは5秒くらいを確保できれば、水の流れはなめらかになり、水位に落差のある部分は絹糸のように写ります。
 
吐竜の滝02
 
 
 

三脚を置く位置

キホン撮りたいところに三脚を置ければイチバンいいのですが、大きな岩があったり、木が生えていたりして、ちょっと構図が難しいときもあります。夏場でしたら、三脚を沢の中に入れて、撮影するというのも手だと思います。沢の水は夏場は冷たく、冬場は暖かかったりするのですが、冬場は水に入っているときはいいかもしれませんが、外に出てからが問題だったりするので、水の中にはいっての撮影は夏場の撮影だけにしておいたほうが無難です。冬場は、沢がどこまで凍っているかを見極めるのも難しかったりするので、不注意に沢のそばまで行ってしまうと氷が割れて、水の中にボチャンということも考えられますので、注意が必要です。足を滑らせてケガをする場合もあるでしょうし、機材を濡らして壊してしますこともあると思います。そうなってしまうと、ちょっと立ち直るのに時間がかかるくらいのダメージを受けることもありますので、冬場の撮影は慎重に行ったほうがいいと思います。
 
吐竜の滝04
 
 
 

まとめ

森の中ではマイナスイオンを浴びて、また、沢の流れる音が快く、非常にリラックスして撮影することができます。最初に書いたとおり、清泉寮からのトレッキングも楽しむことができますので、小さめのシステムで、両手は開けて、沢脇の道を散策することもできるので、とてもオススメのスポットです。八ヶ岳方面へお出かけの予定のある方は、こちらも候補のひとつに入れていただくといいと思います。ステキな写真が撮れますよ。
 
 
 
 
 
 
 

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