葛西臨海公園の撮影スポット

葛西臨海水族館

葛西臨海公園は東京都江戸川区にある都立公園です。東京オリンピック2020大会のカヌーの競技場に隣接するということで、私が訪れたタイミングではいたるところが工事中というような状況でした。
 
 
葛西臨海公園
 
 

葛西臨海公園へのアクセス

葛西臨海公園へのアクセスは東京駅からJR京葉線で葛西臨海公園駅下車すると目の前が公園の入り口となります。また、東京メトロ東西線の葛西駅からもバスが出ていますので、行きにくさというのはないですね。なお、京葉線の快速電車は葛西臨海公園駅には止まらないようですので、乗車する際にはご注意ください。
 
 
 
葛西臨海公園は都立公園の中でも規模の大きな公園で、水族園や鳥類園、干潟や大観覧車などもあり、一日いても飽きずに撮影を楽しむことができます。以前は葛西臨海公園駅にマクドナルドがあったのですが、私の訪れた段階では、マクドナルドが閉店しており、駅にはニューデイズがあるだけでした。園内にも売店などがありますが、マクドナルドでコーヒーでも買おうと思っていたのですが、当てが外れました。ニューデイズではコーヒーのほかに生ビールも売っていましたので、このあたりは、ほかのニューデイズとはちょっと違うかんじでした。また、時流でしょうか?以前は園内に喫煙場所というか灰皿が置かれている場所があったのですが、灰皿は撤去されており、警備の方に伺うと「禁煙ではないが、灰皿はないので、携帯灰皿を使ってください」ということでした。当然ですが、歩きタバコは禁止です。
 
 

水族園に行ってみる

葛西臨海水族園の見所のひとつは以前ちょっとニュースにもなった、マグロの泳ぐ水槽ですが、それ以外にも世界の海を再現した小さな水槽や、エトピリカのいるブースなどもあり、いろいろな生物を撮影することができます。難点をいうと、全体的にいえることなのですが、照明や光る看板など、アクリルの水槽に写り込む障害物がけっこうあったりして、C-PLフィルターを用いても、消し込みが難しいところですね。このあたりはウデの見せどころになるのでしょうが、ウデが追いついていないところあり、かなりの枚数を撮りましたが、お見せできる写真はこのブログに貼ってあるくらいの量でしかありませんでした。
 
 
葛西臨海水族館
 
 
 
葛西臨海水族館
 
 
 
 
 
みんな大好きナポレオンフィッシュ
葛西臨海水族館
 
 
とても有名なマグロの水槽
葛西臨海水族館
露出をあえてアンダーに補正し、ひとを黒くつぶしています。
 
 
 
葛西臨海水族館
マグロはとても臆病はサカナなのだそうで、撮影の際はフラッシュを焚いたり、水槽をたたいたりしないようにしてくださいと解説員の方がおっしゃってましたので、ストロボ発光はオフにしましょう。キホン、水族館での撮影は、ノンストロボがルールですので、マナーを守って撮影しましょう。
 
 

菜の花と大観覧車

この時期、菜の花がキレイに咲いています。菜の花を撮影できるスポットはいくつかありますが、大観覧車のあたりもうまく観覧車を使って撮影できるといいスポットかと思います。ただ、菜の花畑はロープで柵が作られ、進入禁止になっており、撮影するには標準ズームレンスではちょっと短めなので、できれば、望遠ズームレンズを持っていくといいと思います。観覧車のそばには池があり、そこに写り込む観覧車を撮影することもできます。写り込みを含めた観覧車を上から下まで入れるには広角レンズが必要となります。今回はニコンのD850にSIGMAの14mm F1.8 DG HSMを用いて撮影しましたが、DXであれば、ニコンの10.5mm魚眼もおもしろいのだと思います。
 
 
葛西臨海公園 菜の花
 
 
 
葛西臨海公園 菜の花

 

夜の観覧車を撮る

観覧車を撮るアイディアは2パターンあります。ひとつは止めて、ふつうに撮る。もうひとパターンは露出時間を長くして、回転している観覧車を撮影するという方法です。前者の場合、SIGMAの14mm F1.8であれば、手持ちでぜんぜんいけます。カメラの性能もあるかとは思いますが、F1.8はやはりスゴい。暗くなってもぜんぜん平気でした。ちなみに、設定は絞り優先オートです。後者のほうは、三脚にキチンとカメラを据えて撮影する必要がありますが、広角レンズの性能をうまく使うため、ローポジションからハイアングルを狙いました。シャッター速度は適正露出よりかなり暗めの8秒。それ以上長くすると、観覧車の白い部分が分厚く見え、かんじとしてよくありませんでした。このあたりは好みの問題かと思いますので、みなさま、どのあたりのシャッタースピードが好みなのか、探してみてください。ちなみに、三脚にカメラを据えて撮影する場合はマニュアルモーと、マニュアルフォーカスとなります。
 
 
葛西臨海公園
 
 
 
絞り優先オートでの撮影
葛西臨海公園 観覧車
シャッターが速いぶん、水面が波打って見えます。
 
 
 
SS20秒
葛西臨海公園 観覧車
シャッタースピードを伸ばしすぎると、観覧車の模様が崩れてしまい、イマイチなかんじになってしまいます。
 
 
 
SS8秒
葛西臨海公園 観覧車
露出はアンダー目ですが、シャッタースピードが8秒だと、観覧車の模様もキレイに見えます。観覧車自体が明るいので、露出アンダーでもかなりしっかり写すことができました。
 
 

まとめ

天気のいい日は海辺を撮影するのも楽しく、観覧車に乗れば富士山を見ることもできます。芝生のうえで、ビールを飲むのもよし、望遠ズームレンズを持ち、野鳥園で海鳥やカワセミを待つのもいいと思います。朝から晩まで撮影を楽しめる公園ですので、みなさまもぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください